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2016.05.03 (Tue)

M子との思い出 1

#ゴールデンウィークの思い出


あれは15年前・・・
いや、正確には16年前になるだろうか
私がまだバツイチ独身だったころの話・・・・

私は携帯電話なるものを購入するかどうか迷っていた。

たしか当時はスカイメッセージとかCメールだとか
通話料を使用してメール送信していたような記憶がある

そんな中、わずか半年で
「iモード」、「EZweb」、「J-スカイ」という
インターネット接続サービスが開始された。

インターネットという言葉の響きに魅力を感じて
ここぞとばかりに私は、その年のGWに携帯電話を購入した。
ts01.jpg

近所にストアがあった関係で
あれこれ考えもせずにツーカーホンを選択した
インターネット接続は「EZweb」で、
その中に「ユー・ガット・メール」というサイトがあった。
サイト名どおり、そのツールはメール交換の相手探しのツールだった。
要するにメル友探しである。

当時は、みんなが軽いノリで相手探しの自己紹介を送信すれば
打てば響くかのごとく返信があった。
十数人の中の一人が粧由(さゆ)という女性だった。
波長が合ったのか、私は彼女とばかりやり取りをした。

話をするうちに彼女は同じ近畿圏だとわかった。
車で片道2時間はかかるものの会えない距離ではない。
そのうち、どちらからともなく会って話をしたいという思いが強くなった。

当時は写メ機能もなく、お互いにどんな容姿かもわからぬまま
2人は食事の約束を交わし、日時を決めて粧由の自宅近所まで
彼女を迎えに行った。

約束通り、彼女は落ち合う場所の駅ターミナルで待っていてくれた。
お互いの服装の特徴を連絡していたので
駅前の彼女はすぐにわかった。

でも、私は少しだけ気後れと浮き立つ気持ちで
なかなか「粧由さんですか?」と声を掛けれなかった。
想像以上に美人だったからである。
元宝塚のトップスター『涼風真世』にそっくりだったからである。
ダウンロード

こちらはダサいオヤジだし
フラれるのは目に見えていた。
でも、ここまで来たのなら一緒に食事して思い出作りをして帰ろうと
私はおもいきって声をかけた。

「粧由さんですか?」
心臓が飛び出そうだった。

「はい♪ほーくんですよね?」
彼女はニッコリと微笑んでくれた。

この時のことはまだ脳裏に焼き付いてます
アウトフォーカスというのでしょうか
周りの景色がボヤけて
彼女の笑顔にだけ目の照準が定まったような、そんな出会いでした。

テーマ : 日記 - ジャンル : アダルト

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