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2019.09.20 (Fri)

女優 第三章 ~湯けむり編~ 18

愛子の体が前方に崩れ落ちた。
失神してしまったことに気づかない近藤は
ひたすらに腰を振った。
尻がペタンとベッドに落ちてしまったので
挿入深度はかなり浅かったが
無意識の中でも近藤を受け入れて離さないわとばかりに
膣は激しく締めつけていた。
「くっ!だめだ愛子…俺…逝っちまいそうだ」
近藤は愛子のおまんこの奥深くに射精したくて
愛子の腰に手をかけて尻を持ち上げた。
意識がなくグッタリしている女体は意外と重い。
近藤は手形が残るのではないかと思うほど
愛子の腰を鷲づかみ力任せに尻を上げさせた。
ほどよい高さに尻を持ち上げ、
下腹部が尻に食い込むほど射し込むと
白い愛の迸りを愛子の子宮に浴びせかけた。

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おまんこが熱くなるのを感じて
愛子の意識がボンヤリと戻る。
「近藤さん…逝っちゃった?」
「ごめん…ほんとはもう少し長持ちする筈なんだけど…
愛子のおまんこが気持ちよすぎて逝っちまったよ」
愛子は気を失い、
近藤に精液を浴びせかけられる瞬間を
感じることができなかった。
「近藤さん、もう一回しよ。ねっ、まだできるよね?」
愛子はふらつく体を起こして近藤に抱きついた。
「もう一回しよ…ねえ…お願い、もう一回しよ」
うわごとのように呟きながら近藤の唇を貪った。
積極的な愛子に萎みかけていたペニスに力が甦る。

「じゃあ、カチカチにしておくれ」
近藤はあぐらをかいて座り込み愛子の頭を股間に導いた。
愛子は自分の愛液と
ザーメンまみれの近藤のペニスに吸いついた。
しっかりと意識を持って
近藤の射精を受け止めたかった。
愛子は持てる技巧のすべてで近藤のペニスを舐めあげた。
そんじょそこらの女では
味わうことの出来ないフェラチオの巧みさに
近藤は舌を巻いた。
と同時にそのフェラチオの上手さが
AV女優として何本ものペニスを受け入れてきた証拠なのだと感じずにはいられなかった。
『もう誰のちんぽも咥えさせたくない』
そんな怒りにも似た思いで
ペニスはあっという間に硬くなった。
「愛子…おいで…」
あぐらで座ったまま近藤は愛子を招く。
阿吽の呼吸で愛子は股を開いて近藤の股ぐらに座る。
お互いに体を抱き合ったまま、
腰だけを微調整して
手を添えずにペニスをおまんこに受け止めた。
近藤のペニスと愛子のおまんこの相性は良い。
まるで、世界中の誰よりもキッチリとハマる。
近藤のペニスがお粗末で
愛子のおまんこがユルユルまんこであったとしても
二人は好き合っていただろうが、
互いの性器の具合の良さが輪をかけて
二人を好相性にさせたのは間違いない。
対面座位で腰を揺すりながら
愛子は近藤の頬を両手で挟んで唇を吸いまくった。
近藤もまた両手で愛子の豊満な胸を揉みまくった。
お互いに両手が自由になるのが対面座位の良いところだ。
だが、性器への官能だけでなく
ボディへの愛撫が連動する事でアクメもまた早く訪れる。
俺は早漏じゃないんだ。
愛子のおまんこの具合が良すぎるんだと
呻きながら近藤は二回目の射精を迎えようとしていた。
愛子にしても一度深く達していたので
実のところクリトリスを指で弾かれただけでも
充分に逝けるほど体は熟していた。
「いいのよ、一杯出して…
私のおまんこをあなたのザーメンで満たして…」
「ああ。もうすぐ出ちゃいそうだ」
来るのね…もうすぐ子宮に熱い衝撃が来るのね
そう思うと愛子もまたたちまち登りつめ始めた。
「来て!!今すぐ来て!!
私も…逝っちゃうぅぅぅ~っ!!」
おまんこがキリキリと絞まる。
その刺激に近藤も「逝くっ!!」と
短く呻くと二発目でやや量は少ないものの
今撃てるだけのすべてを愛子の中に放出した。
その衝撃を子宮で受け止めて愛子は嬉し涙を流した。
おまんこをして感激して泣いたのはこれが初めてだった。

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ベッドに横たわり近藤に腕枕をされて
愛子は夢心地だった。
近藤もまた余韻を楽しむかのように
愛子のおっぱいを弄っていた。
「一つ聞いてもいいかい?」
近藤が唐突に話しかけた。
ええ、いいわよと答えると
「君の借金はいくらなんだい?」と近藤は訊ねた。
答えるのに抵抗があったが、
体を重ね、すべてを委ねる決心をした愛子は
「1200万よ」と素直に話した。
「よしっ!」
意を決したかのようにそう呟くと
近藤は「ついておいで」と身支度を整え始めた。

どこに連れて行かれるのかと思いきや、
近藤が訪れた場所は愛子が所属するAV事務所だった。
近藤はズカズカと社長室を目がけて脚を運んだ。
「アポなしの訪問は困ります」と言う受付嬢を振り切り、
近藤と愛子は社長室に討ち入った。
「何だね君は?」
予期せぬ訪問者に警察を呼ぼうと
社長は受話器に手をかけた。
「彼女の借金を支払いに来た」
近藤がそう言うと、社長もそうだが愛子もまた驚いた。
「こ、近藤さん、何を…」
「いいんだよ。君をもらい受けるつもりなんだ」
近藤は愛子に微笑みを送り、
社長に向き合うと「1200万だよな?」と
ドスの利いた声で問いかけた。
「1500万だ」
えっ?そんなはずはないと愛子は詰め寄った。
「利子と手数料だよ。
それが払えなきゃ彼女にはもう少しここで働いてもらう」
どうだ?払えるのかい?というふうに
社長はフッと笑った。
「いいだろう」
そう言って近藤は銀行通帳と印鑑を差し出した。
「口座には2000万が入っている」
それをくれてやるから彼女はもらう。
近藤が啖呵を切ると、
社長も呆気にとられて通帳の中身を確認して
「いいだろう…彼女を煮るなり焼くなり自由にしろ」と
借金の借用書を近藤に手渡した。
「そんな!ダメです!私、借金がなくなるまで働きます!」
「じゃあ、今から俺が君の借金の立て替え主だ。
君は俺の妻として一生添い遂げてもらうよ」
「こんな私でいいんですか?」
二人は社長の存在を忘れて見つめ合った。
「おいおい!
ほっておいたらここでおまんこをやりだすんじゃないだろうな。
用が済んだらどこにでも行っちまえ!」
社長は800万も儲けた事に笑いが止まらぬといった感じで二人を追い返した。

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「困ります…あんな大金を私なんかのために…」
「いいんだよ。君のために貯めた金だ。
それに今の俺はカメラ1台あれば
あれぐらいすぐに稼いでみせる」
「わたし、どんなことをしてでもあなたにお金を返して行くわ何十年かかろうとも…」
「じゃあ…良い仕事を紹介してやるよ。
俺の食事の世話と俺のためだけの笑顔を…
それと…夜のお供を」そう言ってはにかんだように笑った。

「なんだいなんだい二人して、
結局お前達くっついちゃった訳ね」
いつの間にか雑用係に身を落としたマネージャーが
二人の背後に立っていた。
「安岡さんもちゃっかりと定職に有りついて、
結局ドツボにハマったのは俺だけかい」と悪態をついた。
「安岡さんが何の仕事をしてるのか知ってるんですか?」
愛子は元マネージャーを問い詰めた。
「愛子ちゃん宛にこの事務所に絵はがきが届いてたよ。
幸せそうなんで癪に障るから
愛子ちゃんには黙っていたけどさ」
そう言うとズボンの尻ポケットから
クシャクシャになった絵はがきを取り出した。
決して大切に扱っていないとは言え、
こうしていつでも取り出せるように持っていたのは
折を見て愛子に渡そうと思っていたのだろう。

絵はがきの写真を見て愛子と近藤は驚いた。
安岡と一緒に写っていたのは
紛れもなくあの温泉旅館の若女将だったのだ。
そして二人が大事そうに抱いている小さな赤子…
『前略…愛子さま、お元気でしょうか?
実は私、あの時の旅館の若女将とデキてしまって…
ついでに子供までデキてしまって…(笑)
今はAV業界から足を洗って、
この旅館の番頭見習いとして働いています。
仕事はキツいけど
若女将と我が子に癒されて頑張ってます。
また機会があれば泊まりに来て下さい』
ミミズが這ったような汚い文字だったが
幸せそうな雰囲気が醸し出されていた。

「ねえ…新婚旅行はこの旅館にしない?」
「いいねえ、俺もそう思ってたんだよ」
見つめ合う二人を追い返すように
「はいはい、掃除の邪魔だよ」と
元マネージャーがほうきを振りまわした。



あとがき

女優シリーズいかがでしたか?
愛子ちゃんにどんどん感情移入しちゃって
ついには愛する人とゴールインさせちゃいました

次回、女優シリーズを、書くとしたら人妻編となるなあ~
(笑)

また、女優シリーズはカテゴリー「女優」にまとめてあるので
良ければ読んでみて下さいね

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

09:25  |  女優  |  Trackback(0)  |  Comment(0)
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