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2020.10.19 (Mon)

蒼い春 15

バスタオルを巻いて部屋にもどると沢口は
「うわ!ごめん」と言って背中を向けた。 
「え、え~っと・・・
俺、こっちを向いているから
しっかり体を拭いてから服を着たらいいよ・・・。」 
奈央は、ゆっくりと近づき沢口の正面に立った。 
「拭いていただけますか?・・・」 
そう言ってバスタオルを外して沢口に差し出した。 
いいのかい? 沢口は奈央の手からバスタオルを受け取ると
背中に回って肩から拭き始めた。 
背中を拭うやさしい手・・・ 
ああ・・・この手で抱きしめてほしい・・・
奈央は股間が熱くなるのを感じた。 
「わ、腋を拭いてあげるから・・・腕をあげて・・・」 
心なしか彼の声も上ずっているようだった。 
「こ、こうですか?」 
十字架に張りつけにされているキリストのようなポーズを取ると、
乳房が無防備になった。 
「奈央・・・・」 
沢口の手からバスタオルがスルリと床に落ち、
脇の下から彼の手が伸びて
暖かい大きな手が奈央の乳房を包み込んだ。 

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そのまま抱きしめられ、
沢口の唇が奈央のうなじに吸い付いた・・・・ 
「うふふ・・・沢口先生ったら、バンパイアみたい。」
 「沢口先生はよしてくれよ・・・
できたら・・・颯太と呼んでほしいな・・・」 
そ・う・た・・・小さな声で口にだすと、
一気に彼が身近に感じられた。 
沢口の指がピアノを弾くようにリズミカルに乳房を揉む。 
乳房の中心のピンクの突起がさらに硬く尖ってゆく。 
やがて2本の指が、
その硬くなった突起を摘み上げた。 
ああああん・・・ 
奈央は自分でも驚くほど甘い声を漏らした。 
声を漏らすと、
共鳴するかのように
股間の亀裂の中の泉が
フツフツと湧き出てくるのがわかった。 
奈央の体を撫でるように
スルリと彼の体が前に回ってきた。 
さすがに五輪候補にまでなった元体操選手の片鱗を
見せられたようだった。 
「奈央・・・・」
彼の唇が奈央の唇を求めた。 
彼の顔が近づいてくる。 
彼の吐息さえこんなにも至近距離で感じている。 
『颯太』 名前を囁こうと
半開きになった唇が彼の唇で塞がれた。 
嫌悪感など微塵も感じなかった。 
いや、それどころか
奈央は自分の舌をチョロっと出して
彼の唇をペロっと舐めた。 

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タバコを吹わない彼の息は
養父のようにヤニ臭くなかった。 
ただ、アルコール独特の匂いが
奈央を酔わせてしまいそうだった。 
奈央が舌でノックをしたのをきっかけに
彼の舌が奈央の口中に訪問してきた。 
少し入っては出て行き、
また忍び込んでは
奈央の歯並びのよい歯を確かめるように
口の中で遊んだ。 
やがてきつく抱きしめられると、
深く激しい口づけを交わした。 
彼と体が密着することで、
彼の昂ぶりがピクン、ピクンと脈打ち
奈央の股間の前の翳りをノックした。 
『ああああ・・・・颯太が勃起しているわ・・・
私の体に感じてくれているのね・・・』 
さきほどシャワーで洗い流したはずなのに、
股間の亀裂は愛液でドロドロにぬかるんでいた。 
背中を抱む彼の手が下に這ってゆく。 
そしてその大きな手は奈央のプリプリの尻肉を撫で、
充分に堪能した後に割れ目に沿って侵入しはじめた。 
指先が奈央の排泄器官の絞り目を弄くる・・・ 
股間の筋肉を弛緩させてやれば、
それは容易く没入されるに違いなかった。 
だが、彼の指は、それは後回しだと言わんばかりに
来た道を帰り始める。 
それと同時に彼の唇は
奈央の胸の膨らみを愉しみはじめ、
舌が乳首を転がした。 
ちゅば、ちゅば・・・ 
彼が乳首に吸い付く音が艶めかしく部屋にこもる・・・ 
強くちゅうっと吸いつき
口を離すとチュポンと音がたち、
乳房がぷるると震えた。 
瞬く間に乳房は彼の唾液まみれとなり、 
それが潤滑油となって
ヌルヌルとした感触で乳房を揉まれた。 
「あああ・・・・だめ・・・・感じちゃう・・・・」 
膝がガクガクと震えた。 
ベッドに連れて行って頂戴。
そのように言葉に発しなかったが、
奈央の体が彼にそう告げていた。 
わかっているよ・・・
彼も体で答えてくれた。 
彼の股間のジュニアが
早く奈央の膣(なか)に収まりたいと 
スラックスのジッパーを突き破らんばかりに張り詰めていた。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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