2021.03.07 (Sun)
カクテル好きな女たち 3
いつも行く馴染みのバーのマスターから
LINEが今朝届きました。
- 栞さん、元気にしてますか?
私は寄る年波に勝てず、リタイアすることにしました。
でも、安心してください。後がまをちゃんと用意しました。
よければ、また、遊びに行ってあげて下さいね -
『えっ?マスターが引退しちゃったの?
新しいマスターか…どんな人だろう』
私は興味津々で久しぶりにバーを訪ねてみることにしました。
若い頃はしょっちゅうバーに出かけては
旦那とのセックスレスのストレスを
マスターに解消してもらったけど、
今は更年期障害というのでしょうか、
体が疼くこともなくなり
すっかりバーから足が遠のいていたんですけど
新任のマスターがどんな男なのかしらと考えると
不思議とアソコがじんじんしてきちゃいました。
私がバーに訪れたのは深夜で
なかば閉店時間かしらとあまり期待していなかったのですが
路地に入ると仄かにバーに明かりが灯っていました。
静かにドアを開けると店の中には誰もいません。
『不用心だわ』
トイレかしらと店の奥に足を進めかけて
トイレの中から男と女の艶かしい喘ぎ声が漏れてきて
私は思わず立ちすくみました。
そして何気にソファに目をやると
男と女の衣服と下着が脱ぎ捨てられていました。
トイレからの艶かしい声と脱ぎ散らかした衣服を見て
私は猛烈にセックスをしたくなってきました。
かといって、
ヌードになってトイレに乱入する野暮な事はしません。
ここは一旦お店を出て、
路地の片隅で先客が帰るのを待つことにしました。
ほどなくして一人の女が足取りも軽くお店から出てきました。
女が大通りに消えるのを待って私は店に飛び込みました。
カウンターには顔を上気させた男がいました。
「すいません、そろそろ閉店なんです」
こちらを見ようともせず男は冷たく言い放ちました。
「あら、せっかく来たのだから一杯飲ませてよ」
有無を言わせずに私はカウンター席に座りました。
「弱りましたねえ…じゃあ、一杯だけですよ」
新任のマスターはビールとトマトジュースを混ぜた。
「お待たせしました。レッド・アイです」
あらら、何よこれ、
これって二日酔いの朝に迎え酒で飲む奴じゃない。
まさしく早く飲んでとっとと帰りやがれってとこかしら。
わかりましたよ、帰ればいいんでしょ
私はカクテルを一口喉に流し込んだ。
「あらやだ!これ、美味しいわ」
口当たりの良さに驚いた。
「わかります?ストレーガーというリキュールを入れてます
イタリア語で魔女という意味です
美魔女の貴女にぴったりかと思いまして…」
気に入ったわ!
この男に抱かれてみたい…
私は久しぶりに胸がときめきました。
さあ、どうやってモーションをかけようかしら。
「こんな遅くまでフラフラしていたら危ないですよ
何なら送りましょうか?」
彼からモーションをかけてきた?
「そうねえ…ここに泊まっちゃたら…だめ?」
私はそう言いながら
ブラウスのボタンを外しデコルテを見せつけた。
「かまいませんが、私も泊まりますよ?
こんな男と一夜を明かすのは怖くないですか?」
「こんなおばさんを襲う気なんてないでしょ?」
舌なめずりしながら男を見つめてやりました。
「おばさん?とんでもない!
貴女と深い関係になれる男は幸せ者だと思いますよ」
男の目付きが変わった。
『釣れたわ…』
そう確信した私は「眠くなってきちゃった」と
カウンターに頭を伏せた。
「ダメですよ、風邪を引きますよ」
男はカウンターを飛び出して私の横に座り、
肩を抱いてきました。
「ねえ…人肌恋しいの…」
そう言って顔を上げて男を誘うと、
案の定、男はキスをしてきました。
「還暦前の女を抱いてみます?」
若い子には負けないテクニックで骨抜きにしてあげるわよ
そう言ってあげると彼ったら
ハアハアと呼吸が荒くなって私のおっぱいを揉み始めました。
『この人、上手だわ』
そう思わせるいやらしい揉みかたでした。
火が着いてしまえば行動は早い。
私はオールヌードになってカウンターに横たわりました。
男は私の黒く大きな乳首を吸いながら
「足を開いてみせてもらいますね」と
内ももに手をかけて左右に開きました。
どんな高級化粧品で美しく化けようとも
女本来の美しさは
おまんこを男に見てもらうことで生まれると私は思います。
おまんこを男に見られる高揚感と恥じらいって
絶対に美容にいいと思うんです。
ほら、今もこうして始めて会った男に
こんなに体の奥まで見られている事に
ドキドキして長年乾いていた私のアソコが
どんどん潤ってきているのがわかります。
「とても綺麗です」
男の、この一言がトドメを刺します。
ラブジュースが洪水のように湧き出るのが
自分でもわかりました。
「我慢できないんです!舐めさせてください」
言い終わらないうちに男は私の股間に顔を埋めました。
そして男の舌が軟体動物のように
私のおまんこを舐めまわします。
「ねえ、入れて…」
久しぶりに潤っているんですもの。
めちゃくちゃ濡れているうちに挿入して欲しいの。
男は私の体をくの字に曲げておまんこをさらけ出しました。
アラ還の女には苦しい体制だけれど
男を迎えることのできる喜びの前には何でもありません。
火箸のように熱い海綿体が私の体の中を遡ってきます。
「ああ~♪」
酒とタバコで妬けた喉からは
乙女のような可憐な声は出ないけど
このハスキーボイスが男には堪らないようで
アクセル全開でドリルのようにチンポを打ち付けてきました。
「わたし、生理はもう上がっているから
中にたっぷり出してね」
そう告げても男は返事もせずにひたすら腰を振り続けます。
「ダメ…恥ずかしいけど逝っちゃいそうなの」
宣言してしまうと、あとは一気に登り詰めた。
追いかけるように男も「すいません逝きます」と
呻いて果てた。
男は先に来ていた女に大量に吐き出したのだろう。
私の中からはちょぴりしか垂れてこなかった。
それでも全力を尽くしてくれたのでしょう。
男はカウンターを降りると
冷たい床に大の字にダウンした。
「あなたこそそんなところで寝たら風邪引くわよ」
私は男の足の間に座り込んでお掃除フェラを施した。
ちんぽに残っている雫は
しっかりと吸っていただかせてもらいました。
久しぶりに子種をいただいたので
明日の朝は肌がプリプリになっていることだと思います
「ありがとう、また来るわね」
私はカクテル代とサービス料として
諭吉を一枚彼の腹の上に置いた。
「それと…これは名刺代わりよ」
脱ぎ捨てたショーツを男の顔の上に投げた。
彼が元気ならここに泊りたかったけど
どうやら無理のようなので
大通りに出ると空車のタクシーを拾って家路につきました。
2021.03.06 (Sat)
カクテル好きな女たち 2
『また既読スルーだわ…』
スマホ画面を見つめながら幸子はため息をついた。
幸子と書いて『さちこ』と読む。
皮肉だわ、全然幸せじゃないものと
幸子は冷めたコーヒーを一気に喉に流し込んだ。
私は38歳の女。
もちろん未婚です。
決して器量は悪くないと思うのですが
どういうわけか男運には見放されます。
付き合って何度か体を重ねると、
どういうわけかその男たちには不運が訪れます。
世間では私のような女は『さげまん』と呼ぶらしい。
今、付き合っている男も
私の前からフェードアウトを決め込んだようだ。
「何よ!私を捨てるのなら綺麗な別れ方をしなさいよ!」
ついつい小言が口から出てしまいました。
「何々?どうしたのよ」
そんな私の小言が耳に入ったのか、
同僚の三奈子が体を擦るように隣に座りました。
「また男にフラれたの?
そんな愚痴は会社の休憩室で言うもんじゃないわよ」
ハッとして周りを見渡すと興味津々といった顔で
皆が私を見ていました。
「そんなときはね、お酒でも飲んで忘れちゃいなさい」
そう言って彼女は面白いお店があるからと
一枚の名刺を渡してくれた。
「barあなたのグッドバー
バーテンダー 太田秀一」
面白いお店?
何か余興でもしてくれるのかしら?
そんなに興味もなかったのですが、
彼女の言うようにお酒でも飲んで忘れてしまおうと
私はお店を訪ねて見ることにしました。
少し路地を入ったところに
その小さなバーはありました。
ドアを開けると
カラコロンと昔懐かしい呼び鈴が鳴り響きました。
「いらっしゃいませ」
バリトンの声からしてスマートで
格好いいバーテンダーを期待しましたが、
グラスを拭きながら私を出迎えてくれたのは
どこにでもいるような冴えないオヤジでした。
「何をお召し上がりになりますか?」
あまり詳しくないので
「なんでもいいの」とおまかせすることにしました。
しばらくすると
グラスの淵に塩が付いたカクテルが用意されました。
「ソルティードッグです。
透き通る白いお肌の貴女にお似合いかと…」
お世辞でも白い肌と誉められて悪い気はしませんでした。
気づけばバーテンダーさんを相手に
つまらない世間話にいつしか笑みがこぼれていました。
「貴女にはやはり笑顔がお似合いです
私で良ければいくらでもお相手いたします」
私は美味しいカクテルにすっかり酔ってしまいました。
酔えば人肌恋しくなります。
私の悪い癖です。
いつしかバーテンダーさんはカウンターから出て
私の横に座っていました。
「相手してくださると言いましたよね?」
酔った勢いと言うのでしょうか、
私は彼の太ももに手を置いて甘える仕草をしていました。
「人は誰もが寂しいものです
ここにいる時ぐらいは甘えていいんですよ」
そう言って軽く頬にキスをしてくれたんです。
決してイケメンでもないのですが、
私は彼に抱かれたくてウズウズしていました。
「ほっぺじゃなく、その可憐な唇にキスをしたいです」
彼にそう告げられた瞬間、
私は目を閉じて彼の方を向いてキスをおねだりしていました。
彼は私の肩を抱いて優しくキスをしてくれました。
「抱いて…」
私は彼の手を取って胸の膨らみに導いていました。
「私だけボディタッチするのは気が引けます
貴女もタッチしてくださいな」
彼は私の手を取って股間に導きました。
「まあ、こんなになっているわ」
私はくっきりと浮き出た彼の性器を
ズボンの上から撫で回しました。
「気持ちいいです
貴女のような女性に出会えるのも
バーテン冥利につきるというものです」
私は自らブラウスのボタンを外して
ブラジャーに隠された胸を彼に見せつけてやりました。
「着痩せするタイプなんですね
こんなに大きなおっぱいだなんて気づきませんでした」
彼ったらブラのカップの中に手を差し込んで
直におっぱいを揉みはじめるんです。
「恥ずかしいわ…」
乳首があっという間に勃起して
吸ってほしいと催促していたんです。
「何もかも忘れて気持ち良くなりましょうか」
巧みに彼ったら私の衣服を脱がしていくんです。
彼は下着姿の私を舐めるように見つめていました。
「私だけなんてずるいわ」
そう言うと
「お客さまには私の全てをお見せいたしましょう」と
彼は素早く一糸まとわぬ素っ裸になりました。
「嬉しい…」
私はなりふり構わず彼のおちんちんを握り、
前後にシコシコと擦ってあげました。
「お客さん、そういうことをされると…」
中年オヤジが私のテクニックで悶えているんですから
これほど愉快なことはありません。
「こういうことをされると…何?」
大胆にも私ったらおちんちんを咥えてしまってました。
「お客さん!!」
男は私の頭に手をかけると
腰をぐっと前に押し出して
喉奥までおちんちんを咥えさせたんです。
「ちょ、ちょっと待って!」
私は拒みましたが、
その声はもごもごしてしまい男には届きませんでした。
でも私、実はこういうのが好きなんです。
優しく女を扱かわれるよりも荒々しい方が逝きやすいし。
でも気持ちいいと思う間もなく
しこたまお酒を流し込んだツケがやってきました。
イラマチオされるとそれなりに嘔吐感はあるんですけど
今、私に訪れている嘔吐感はマジなものです。
私は男を突き飛ばしてトイレに駆け込みました。
ひととおり吐いてしまうとスッキリしました。
「大丈夫ですか?」
男がコップに水をいれて持ってきてくれました。
慌ててトイレに飛び込んだので鍵を閉めていませんでした。
「ありがとう」私は一気に飲み干しました。
さて、トイレを出ていこうにも男が立っているので
出ていくこともできません。
「こういう狭いところでしたことありますか?」
男は私を後ろ向きにすると
便器に手をつかせて四つん這いにしました。
あっという間にショーツを脱がされ片足を持ち上げられ
そのまま後ろから挿入してきたんです。
「待って!こんなのはイヤ!」
狭いから男から逃げることもできませんでした。
おまけに私のアソコは、
イヤだと言いながらしっかりと咥えて離そうとはしません。
「イヤなのは日常の生活でしょ?
わかるんですよ、こういうことをされたくて
ウズウズしてたんでしょ?
体がもっとしてほしいと訴えてますよ」
口調は丁寧ですが、腰使いはガンガンに責めてきます。
「ああ!たまらないわ!
そうよ、こういうのが大好きよ!!
でもお願い、中にだけは出さないで…」
私の願いをわかったとばかりに男は平手で私の尻を叩きました。
かなり強くぶったのかお尻がじんじんしましたが
とても心地良い痛みでした。
「ねえ、前から…前からシテ…」
そのようにおねだりするとクルリと私の体を反転させて
片足を持ち上げられ突っ込んできました。
私は片足立ちで腰を振りながら
男にめちゃくちゃキスをしました。
水をコップ一杯飲んだとはいえ
私はリバースした女です。
でも男は嫌がる素振りも見せず
それどころか舌を射し込んでくれたんです。
でも、その体位では逝けそうもありません。
挿入が浅いし、立っている右足が悲鳴をあげ始めていました。
「だめ…足が痙攣しそうだわ」
そのように告白すると男は右足も抱えあげてくれました。
「きゃあ!」
いわゆる駅弁スタイルです。
これって、おちんちんに串刺しされている感覚で
挿入が深くて突かれる度に子宮が押し込まれ
おまけに男に落とされそうなスリルもあって…
私はほんの数分で逝かされてしまいました。
中出しは拒んでいたのに
すごい量の精液を中出しされたのはショックでしたけど。
不思議と心も体も軽くなったので
身支度を整えてお化粧を直して私はお店を後にしました。
このお店を教えてくれた三奈子には
何かお礼をしなきゃと思いました。
2021.03.05 (Fri)
カクテル好きな女たち 1
俺は仕事一筋の男です。
名前は太田秀一、41歳です。
家庭をかえりみず会社のために身を粉にして働いてきたのに
不況の煽りを食らって呆気なくリストラされました。
妻はとっくに家を出ていきました。
仕事ばかりの私に嫌気をさしたようです。
思えば結婚してからセックスをしたのは数えるほどです
妻は子供を欲しがったのですが
することをしなければ妊娠など望めるはずはありません。
元来、人付き合いの苦手な妻だったのですが
私が家にいるのは数時間なので
ほとんど家庭で一人っきりだったので
半分は鬱のような状態だったので家を飛び出すのも
わからなくはありませんでした。
妻を失い、仕事も失い、
茫然自失だった私はフラフラと街をさまよいました。
そんなとき、小さなバーが目に飛び込んできました。
『こんなところにバーがあったんだ…』
通勤にいつも通っていたのに、
仕事しか頭になかった私は街の風景など目に入ってなかった。
勇気をもって飛び込むと、
かなり年輩の男がグラスを拭いていた。
「ギムレットを頼む」
カウンターに腰かけて私は注文をした。
「男性客とは珍しい…
ここは女性客しか来ないんでね」
マスターはよほど嬉しかったのか
ニコニコしながら用意し始めたが
ものの数分で「痛たた…」と腰を押さえて座り込んでしまった。
「大丈夫ですか?」
学生時代、柔道で指圧の心得があった私は
応急処置で腰をマッサージしてあげた。
ついでに「自分のモノは自分で作ります」と
カウンターに入ってギムレットをこしらえた。
「あんた、手際がいいね」
私の作業にマスターは驚いた。
「学生時代にバーで働いていたんです
ほとんどのカクテルなら作れますよ」
そう言うとマスターは目を輝かせて
「どうだね?この店を仕切ってみるかい?」と
俺をスカウトし始めた。
どうせリストラされて仕事もないことだし
俺は快くご厄介になることにした。
。。。。。。。。。
店を任されて最初の金曜日。
まったく客は来ない…
グラスを拭いてばかりの作業にもいささか飽きてきた。
『もうクローズドするかな?』
そう思った矢先、ドアが開いて一人の女がやって来た。
「あら?マスターは?」
カウンターに見知らぬ男がいるので
女は怪訝そうな顔をした。
「雇われマスターの秀一と言います」
俺は店の主人が
パソコンで作ってくれた即席の名刺を差し出した。
「ふーん…じゃあ、カシスオレンジをお願い」
俺は丹精込めてカクテルを作り上げた。
「あら!美味しいわ!」
気に入ってくれたようで
女は次々とアルコール度数の高いカクテルを注文した。
しばらくすると案の定、彼女は酔いつぶれた。
『さて、どうしたものか…』
看板をしまって閉店させてから俺は途方にくれた。
男の客なら叩き起こすのだが
相手は女だ。
俺は彼女を抱き抱えてソファに寝かしつけた。
女が目覚めるまで付き合ってやるか…
俺は女の寝顔を見ながら一人でビールを飲み始めた。
「何もしてくれないわけ?」
不意に女がそう言ったので
危うくビールを吹いてしまうところだった。
「目が覚めたのならお帰りくださいな」
やれやれ、ようやく俺も帰れる…
そう思ったのだが、
女は俺の手を握って帰る素振りも見せない。
「いつものマスターのように抱いてよ」
えっ?聞き間違いか?
今、抱いてくれと言ったのか?
そう戸惑っていると、
酔っぱらい特有のバカちからで俺をぐいっと引き寄せた。
驚く俺を尻目に女はキスをした。
「ちょ、ちょっとお客さま!」
俺は抱きつく女をなんとか引き剥がした。
「マスターは最近勃起しなくなってきたし
ついにリタイアしたんでしょ?
じゃあ、マスター代理の貴方が
客の要望に応えてくれるのよね?」
こんなサービスをする店とは聞いてないぞ!
「ほんとにマスターは貴方を…
その…抱いていたのですか?」
さっきからそう言ってるじゃないと言いながら
女は俺の股間を揉みはじめた。
「あら!大きいわ!
これは楽しみね」
何がなんだか訳がわからなかったが、
綺麗な女にペニスを揉まれては
あっという間に勃起してしまった。
「ここで、するんですか?」
もうすっかり俺は女を抱くつもりになっていた。
「マスターはいつもここでしてくれるわ」
女はそう言うと俺に尻を向けてスカートをたくしあげて
ショーツを横にずらして花弁を見せた。
『据え膳食わぬは男の恥!』
俺は慌ててズボンとパンツを膝まで降ろすと
滾る肉棒を彼女に突き刺した。
「そうよ!激しく!私を体の芯から酔わせて!」
締まりの良いおまんこだった。
欲情していたのだろう、
クンニで唾液まみれにしなくても
ほどよく女は濡れていて俺をすんなりと迎え入れた。
いつものクセなのだろう。
腰が弱いマスターに負担をかけぬように
女は自ら腰を前後に揺らした。
『老いぼれマスターと一緒にしないでもらいたいな』
俺は女の尻を抱いて子宮をゴンゴンと突いてやった。
「ああ!凄い!さすがにマスターが見込んだ男ね
久しぶりに逝けそうだわ!」
蛸壺名器というやつだろうか、
おまんこがちんぽに吸い付いてくる。
子宮口が、開いたり閉じたりして
俺の亀頭にチュウチュウとキスをしてくる。
「お客さま!あまりにも具合が良すぎて…
逝ってしまいそうです!」
まだ挿入して数分だというのに射精感が訪れようとしていた。
「まだ我慢しなさい!
私が逝くまで我慢しなさい!」
俺は歯を食い縛って耐えた。
だが、こんな名器には生まれて初めてだったので
「だめだ!イクッ!」と
情けない声を漏らして女の中におもいっきり射精してしまった。
「あああ!!出てるわ!男のエキスが子宮に浴びせかけられてるぅぅぅ~~」
激しい射精で、どうやら女も逝ったようだ。
「あなた、これからもここで働くのよね?
前のマスターには悪いけど、
あなたの方が素敵よ」
中出しされたまま、
おまんこも拭かずに彼女は身支度をはじめた。
「今夜は汚れたショーツの匂いを嗅いでオナニーするわ」
そう言ってかなりの大金をカウンターに置くと
そそくさと帰っていった。
翌日、昨夜の事をオーナーに報告すると
「そうかいそうかい。
彼女が来たかい。
言いそびれたが、そこは寂しい女の吹きだまりさ
そういった女がわんさかとやって来るから
たっぷりとサービスしてやってくれよ」
儂はもう勃起もままならぬゆえに
このまま隠居させてもらうよと
受話器の向こうで自嘲気味に笑った。
そう言うわけなら、お客さまを失望させないように
トレーニングしなければと
早朝の街をジョギングすることを日課にした。
。。。。。。。。。
新しい作品です
できるだけ一話完結で物語を進めていきます
主人公が男だったり女だったり
そんなオムニバス小説です
拍手・コメントをどしどしお寄せくださいね
2021.03.04 (Thu)
シネマパラダイス 15
暦が3月になると共に
気候もすっかり春めいてきましたね
そういえば昨年の今ごろは
コロナの感染者が増え出して
最初の緊急事態宣言が発令されて
卒業式や入学式、あるいは入社式も簡素化されたり
散々な年度始まりになりましたよね
さて、令和3年度はどんな一年になるんでしょうか
箸休めならぬ筆休め的な感じ書き始めた
シネマパラダイスですが
今回で15回目となります。
今回、ご紹介する映画は…
「エイプリルフールズ」
ほんとは4月1日にこの記事を書きたかったんですが
どうにもタイミングが合いそうもないので
少し早いんですが、ご紹介させていただきます
・宇宙船を呼ぼうとする高校生
・宮内庁の目を盗んで東京見物するロイヤル夫妻
・天才外科医をストーカーする妊婦
・少女を誘拐してつれまわすヤクザ
・適当な祈祷でお金をぶんどる占い師
・出かける先々でトラブルに会う大学生
そんなちょっとしたゴタゴタが
すべてエイプリルフールだからと
受け流されようとしていきますが
ストーリーが進むにつれて
ジグソーパズルがピッタリとハマるように
すべてが解決していくように出来ています
何といっても
松坂桃李と戸田恵梨香がダブル主演ですが
この二人、この映画がきっかけで
親密になっていったとか…
ちょい役で、けっこう人気俳優が出演してたりするので
まばたき厳禁で是非ご覧いただけたらなと思います
あ、ちなみにこの映画、
今までに3度も地上波放送されているので
ご覧になった方も多いかもしれませんね
2021.03.04 (Thu)
兄と妹 18
啓司と美穂は69でクンニとフェラで
ゆっくりと時間をかけて互いの性器を舐めあった。
今まで兄と妹として一番身近な異性として意識しながらも
決して踏み込めなかった領域…
目の前には美穂の可憐なアナルがある。
啓司は頭を上げてアナルに吸い付いた。
「あ!だめよ!そこはダメ…」
そんなところまで舐めるなんてと美穂は驚いた。
でも、人を愛するということは
きっとその人の全てを愛するということなんだわと
美穂もペニスを舐めながら陰嚢を指で弄った。
丸いと思っていた睾丸が実は少しだけ楕円形なのだと
新鮮な驚きがあった。
思いがけずにぐにぐにと弄ったものだから
「美穂、そこは優しく触ってくれないか」と
啓司が少しだけ腰をもじもじさせて囁いた。
女体をこうして弄るのも舐めるのも
何もかもが新鮮だった。
花開く女陰を舐めながら、もう一人前の女だなと感じた。
実は啓司が美穂の女陰を見るのは初めての事ではなかった。
あれはまだ、幼い頃の事だ。
両親が再婚し、突然に兄という立場になった啓司は
美穂の面倒をよく見て
一緒に入浴などもした。
「美穂、体を洗ってやるからこっちを向きな」
啓司の指示に美穂は素直に従った。
手にシャボンをつけて優しく体を撫でるように洗った。
まだ膨らんでいないおっぱいを触ると
何故か異様に興奮してきて
指をタテスジだけの股間に滑らせた。
「お し っ こ が、出るとこだから綺麗にしないとな」
そう言いながら撫でまわすと
美穂もいつしかハアハアと呼吸が荒くなっていた。
「綺麗になったかよく見てやるから脚を開きな」
そう言って美穂にM字に開脚させて
シャワーでシャボンを流し
現れたタテスジを食い入るように見つめた。
啓司の小さなタケノコのようなおちんちんも
いつしか硬くなっていた。
「美穂のここ、綺麗だな」
指でタテスジを触っていた時だった
「肩までちゃんと浸かるのよ」と
母が様子を見るために浴室のドアを開けた。
目に飛び込んできたのは美穂の性器を弄る啓司の姿だった。
「そんなことをしちゃダメ!」
啓司は母にこっぴどく叱られた。
あれ以来、入浴はおろか一緒に寝床に入ることさえ禁じられた。
あの時のおまんこと比べて女になったなあ…
男を迎え入れるために肥大し始めた小陰唇、
早く挿入してほしいのか膣穴がピクピクしている。
その動きに連動するかのようにアナルがヒクヒクしていた。
『どこもかしこもお前の体は綺麗だな』
もう我慢出来ない。
啓司は美穂の上体を起こすと
尻を押して己の下半身に導いた。
「自分でハメてごらん」
その命令に美穂は戸惑った。
「できるかな?」
美穂はペニスを握り膣口に亀頭を添えた。
すでに開通された淫道は
スルリとペニスを膣に受け入れた。
「ああ!入ったわ!」
「うおっ!気持ちいい!」
挿入の喜びを二人同時に声を上げた。
挿入してハメてしまえば一心不乱に
獣のように二人は腰を振った。
美穂とのセックスをどれだけ夢に見たことか…
その感激は毎晩明美とセックスをして手慣れた男に
すぐさま射精の兆しを促した。
「美穂、入れ換えよう。
正常位でお前の顔を見ながら逝きたいんだ」
それは美穂とて同じだった。
啓司に抱きしめられ愛されていることを実感しながら
絶頂というものに到達したかった。
正常位の体制に移行すると、すぐさま挿入の準備をした。
一度閉じた淫道が、再び啓司のペニスで押し広げられてゆく。
「お兄ちゃん!いや!いやん!!」
嬉しいのに何故か否定の言葉を口にしてしまう。
表現の出来ない気持ちよさで美穂は混乱していた。
男に挿されるということが
自分で挿入する何倍も気持ちよかったからだ。
だが、射精をこらえているため啓司の活動は
瞬く間に終わろうとしていた。
「ああ!ダメだ!美穂、俺は逝ってしまう!!」
眉間に皺を寄せて歯を食いしばる啓司がとても愛おしく思えた。
「いいよ、来て!私の中で…お願い!」
女の本能が膣をこれでもかと締め付けた。
ぐっ!
ギリギリまで我慢していた男というものは
逝くぞという宣告する余裕もなかった。
ただ一言、短く呻いただけで身体中を震わせて射精した。
ものすごい噴出を子宮口で受け止めた美穂もその衝撃で頂点に達した。
「お兄ちゃ~ん!!」
啓司の背に爪を立てて意識が遠くなった。
。。。。。。。。。
それから一年…
美穂と伸二は両親が残してくれた例の家で生活を共にしていた。
入籍はまだなのだが、きっかけさえあればというのが二人の思惑だった。
「こんばんは、お邪魔するよ」
夕食を食べ終えた頃、兄の啓司が赤ん坊を抱いてやって来た。
「お兄ちゃん、いらっしゃい。
しのぶちゃん、また大きくなったんじゃない?」
美穂は、しのぶと名付けられた姪っ子のほっぺを指でツンツンした。
「お兄さんが来たということは、
俺の出番というわけだな」
冷蔵庫から強壮剤ドリンクを取り出し、
それを一気に飲み干すとコンドームの袋をいくつかポケットにねじ込んだ。
「明美の奴、セクシーな下着を身に付けてたから
今夜は激しいかもしれないぞ」
洗面所で歯を磨き始めた伸二の後ろ姿に向かって
啓司は頑張れよと声をかけた。
「お兄さんも頑張って下さいね
美穂は安全日だから中だしオッケーですよ」
余計なことは言わなくていいから早く行きなさいと
美穂は伸二のお尻をポンと叩いた。
一年前、美穂と啓司が結ばれたあとで
伸二も呼び出して四人で話し合い、
4人が4人とも
パートナーを一人に決める事が出来ないという結論に達した。
「決めなくてもいいんじゃないかしら」
明美がスワッピングを提案した。
隠し撮りに、怒り心頭だった明美だが、
これからも伸二とセックスをさせて貰えるのならと
水に流すことにした。
伸二も美穂と結婚できるなら、どっちでもいいと言った。
そういう訳で今夜は兄の啓司と久しぶりにセックスが出来るのだ。
布団を敷いて、しのぶを寝かしつけると
美穂は啓司に抱きついた。
「あんまり大きな声を出すなよ
しのぶが起きてしまうからね」
我が子の寝顔を見ながら啓司はそう言った。
「そうね。あの時の声を聞かされるのって
案外と迷惑なのよね」
美穂はそう言って啓司と明美がセックスしてる声を聞きながら
悶々とした日々を懐かしく思い出した。
完
。。。。。。。。。
あとがき
「兄と妹」いかがでしたでしょうか?
スワッピングをされているカップルって
けっこういるかもと思いながら書きました。
純粋な近親相姦モノを期待していた方には
肩すかしをさせてしまったかもしれませんね