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2014.01.04 (Sat)

ネットのプリンス 4

さっきまでの女が豹変してしまった行為に
洋介は事情がつかめずに呆然と立ち尽くした。

「ごめんなさい・・・・人目があるからツンケンな態度をとってしまって・・・」
彼女が事の成り行きを語りはじめた。

彼女は小さいながらもアパレル関係の会社を経営していると言った。
東京にはその関係で商談に訪れたのだと・・・

このホテルにはフロアこそ違えど、会社の部下も連れてきているものだから
逢瀬を目撃されることに抵抗があったのだそうだ。

「メールに主婦と書いていたからお仕事をされていないのかと思いましたよ」

「ごめんんさいね、でもOLと書くには抵抗があったし、ましてや会社経営者なんて書いたら
あなたに敬遠されるかと思ったの・・・」

「そうだったんですか・・・直接にルーム番号を言ってくれれば
もっと人目を避けてくることもできたのに」

「直接は怖かったの・・・だってあなたがどんな方かわからなかったし
好みでもない男性を部屋に入れたくなかったんですもの」
そう言って彼女は頬を染めた。
ということは、俺は彼女のストライクゾーンに入ったってわけか・・・

彼女は洋介を見上げて目を閉じた・・・
キスのおねだりをしているのがわかった。
洋介は彼女の背に腕をまわしてやさしく抱きしめながら唇を重ねた。

「私を満足させてくれるのよね?」
唇をつけたまま彼女が囁いた。
甘い吐息が洋介の鼻腔に飛び込んでくる。
洋介はペニスに自信があった。
バナナ並に反り上がったソレはキャリア時代に何度も風俗の女をヒーヒー言わせた。

「きっと満足すると思いますよ・・・ほら・・わかりますか?」
ツンケン女に勃起するかどうか不安だったJrはズボンを突き破らんかの如く屹立して
女の下腹部を叩いていた。

「欲しいの・・・今すぐ・・・」
彼女はそう言うとスっと洋介の前にしゃがみこみ
ズボンのファスナーを下げ始めた。

『おいおい・・・即フェラかよ・・・』
来る前にシャワーを浴びていて正解だった。
だが、女の欲情は、おそらく汚れたままのペニスであったとしても
躊躇なくしゃぶりついてきたに違いないと思わせた。

女は必死になって社会の窓から洋介自身を引っ張り出そうとした。
だがギンギンに勃起しているペニスをそんなわずかなスペースから
引っ張り出すのは容易ではなかった。
女の手助けをするように、洋介はベルトを外してズボンのホックを開放した。
スラックスがストンと足元に落ちた。
同時にトランクスの布地を伸ばしながら屹立したペニスが女の鼻先を叩いた。

「すごい・・・」
数え切れぬ程の女が洋介自身を見たときに発する言葉を彼女もまた口にした。

「これがあなたのおまんこに入るんですよ・・・」

「ああ・・・たまんないわ・・・」
彼女はトランクスの腰ゴムに指をかけて下ろした。
ペニスはびっくり箱から飛び出すおもちゃのように彼女の鼻っつらめがけて
ビクンと跳ね上がった。

「すごくきれいなおちんちんだわ・・・」
彼女は拝むようにペニスを両手で挟み込み、愛しそうに先端を口に含んだ。

両手をペニスに添えたということは彼女は奉仕型のSEXを好むに違いない。
こちらが望むことにただ体を預けて男の思うままに・・・
だが、M型ではない。
せっかくこうやって出会ったのだ、一夜限りのアバンチュールなのだ
彼女が経験していないことに目覚めさせてやるのも面白いかもしれない。
洋介は彼女にその資質があるかどうかを確かめるために
彼女の頭をそっと掴み、腰を少しずつ前に押し出し始めた。


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2014.01.04 (Sat)

ネットのプリンス 3

女性からメールが来た!

興奮しながら洋介は『どちらにお住まいですか?』と問い合わせてみた。

こちらの情報として都内に住んでいるとトピに書き込んであったので、
まさか北海道や九州の女性がいたずらにメールしてくるとは思えなかったが
近県でもあまりにも交通の便が悪いのであれば
千載一遇のチャンスだとしても丁寧に断らなければならなかった。

返事はすぐさま返ってきた。
『大阪に住んでます』
おいおい、新幹線か飛行機で会いに来いとでも言うのかよ
そんな出費をするぐらいなら風俗に行ったほうがましだ。

そんなことを考えていると再び返信が届いた
『実は仕事で東京に来ています。会っていただけますか?』

おいおい、それを先に言えよ。
洋介はホッと胸を撫で下ろした。

聞いてみると割とここから近いホテルということがわかった。
何時ごろ会えますか?と返信すると
明日の朝も仕事で早いのでできれば今すぐ・・・と言ってきた。
それはこちらとしても好都合だった。
洋介も明日の土木作業の依頼をゲットしていたのだから。

それから慌ててシャワーを浴びた。
話がまとまってベッドインするときにシャワーを使うだろうが
初対面で汗臭い姿を暴露すれば、
まとまる話もまとまらない可能性だってあるのだから・・・

ホテルに到着すると、伝言をくれた女性らしき人物が
ロビーのソファに座っていた。
待ち合わせの目印に女性はグレイのビジネススーツで
ノートパソコンを手にしていると言っていた

テーブルを挟んで対面のソファに腰を下ろして
「失礼ですが、伝言をいただいた方ですか」と聞くと
彼女はかすかにうなづいた

「えっと・・・・俺、市原洋介といいます」

「名前なんてどうでもいいわ。3階の306号室よ。
5分後に部屋に訪ねて来て・・・」
目を合わそうともせず、ボソっとそう言うとさっさと席を立って
エレベーターに向かっていった。

『なんだか感じの悪い女だな・・・』
顔立ちもそこそこでスレンダーな女だが、ややインテリっぽい雰囲気だった。
部屋に来いというのは俺でOKだということなのだろう。
しかし、ムードのない女相手にベッドインして勃起するだろうか・・・
性欲はフルゲージだが一抹の不安が洋介を襲った。
洋介は股間のイチモツをギュッと鷲掴み『がんばれよ』と心の中でつぶやいた。

エレベーターに乗り込み3階のボタンを押すと
心臓が早鐘のように打ちまくった。
まさか部屋に入ったとたん、怖い男がいて金を巻き上げられたらどうしよう・・・
いや、それならばまだ未遂なのだからうまく口実をつけて逃げればいい
しかし事の最中に現場を押さえられたらそれこそアウトだな・・
まあ、なるようになれだ!
3階に到着した電子音を聞きながら洋介は覚悟を決めた。

部屋のチャイムを押すと、すかさず扉が開き
「早く入って・・・」と促された。

「お邪魔します」
洋介が入ると、女は素早くドアを閉めてチェーンキーを施した。
そして振り向きざま洋介に抱きついてきた。


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