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2018.05.28 (Mon)

揉ませていただきます 8

あれから2週間がすぎた。 
初日に美味しい思いをしたが、
それ以降はあまりご指名がなく、
たまの指名客も泥酔したハゲオヤジだったり、
揉めば骨が折れそうな老衰ババアだったりと散々だった。
 
有り余る精力は仲居頭の房子にぶつけた。 
若い精力を子宮に浴びてるせいか、
房子は日を追うごとに肌艶もよくなり若がえりはじめた。 
逆に健斗は精力を奪われ、見た目にもやつれていくのがわかった。 
『年季の入った女体もいいが、たまには若い女体を味わいたいものだな…』 

房子と肉体関係を結んだ翌日から健斗は房子の家に居候していた。 
生活費の一部を負担したいと申し出たが、
房子は頑として受け取ろうとはしなかった。 

「いいのよ、その代わりといっては何だけど、
たまに私の体を揉んでくれたらいいんだから」 

この場合の揉んでくれはマッサージではなく、抱いてくれという意味だった。 
なので本業の指圧が閑古鳥だったので、
昼は旅館の掃除をして夜は房子の情夫という二足のわらじの生活をするようになった。 
女将も二人の関係を薄々気づいているようだったが、
最古参の房子には甘く、口を挟むような事はなかった。
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そんなある日の夜、珍しく指圧のご指名があった。 
健斗は気合い充分に客室を訪ねた。 
指名してくれた客は健斗と同い年ぐらいの男性客であった。 
非常に体格が大きく格闘系のスポーツでもしていたのかかなりの筋肉質の男だった。
世間話をしながら指圧を続けていると男性客はポツリと言った。
 
「隣さあ、どうやら新婚さんみたいなんだよね」
 
「さようでございますか」 

「夕食が終わってからずっとなんだよね…」 

何のことかと尋ねると
「この旅館、壁が薄いだろ?ほら、耳を澄ませてみなよ」 
客の言うように聴き耳を立てると、
隣の部屋から女の喘ぎ声が聞こえてきた。 

「俺さあ…悶々としちゃってさあ…」
なあ、頼むよと男は健斗の手を取って己の股間に導いた。 
そこにはカチカチに勃起している握り慣れたものがあった。 

「お、お客様?な、なにを…?!」 

「頼むよ、口か手で抜いてくれよ!」 

ご冗談を…と笑ってかわそうとしたが、
男は切実な表情で
「俺…男が好きなんだ」とせがんだ。 

「あんたがするのがイヤなら俺に咥えさせてくれないか?」 

瞬く間に体位を入れ換えられ、健斗は男に組みしだかれた。 
69の体位をとり、男は健斗の顔に尻を落とした。 
男特有の汗に混じった体臭が健斗を襲う。 

「やめてください!」
力なくそう拒むのがやっとだった。 
健斗の体にのし掛かりながら、男はあっという間に健斗のズボンとパンツを脱がせた。 
恐怖のあまり萎縮しているペニスを摘まむと、さも当然というふうに口に頬張った。 

「あう!や、やめろ…」 

脚を使って男の脳天に膝蹴りする事も可能だったが、男の舌技の巧みさに負けた。 

「イヤだ…やめてください!」 

言葉では拒んでも男の舌の動きの上手さに、健斗のペニスは瞬く間に充血して勃起しはじめた。 

「いいチンポだよ。大きさも匂いも味も…」 
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男はアイスキャンデーを食べているかのようにペロペロちゅうちゅうとしゃぶった。 
男も勃起しているようで、硬い強張りが健斗の鼻先を突いた。 
目を瞑っていれば女にフェラチオされているのと変わらないとその場を我慢しようとしたが、
さすがに「あんたもしゃぶってくれよ」とペニスを口に押し当てられると吐き気を催し、
勃起しているペニスが萎えた。 

「どうしたんだい?射精してもよかったのに」 

男は仕方ないなあと呟きながらハンドクリームを取り出した。 
「あんたのチンポがダメなら俺に責めさせてもらうね」と言いながら、
健斗の尻穴にクリームを塗りつけた。 

「待ってろよ、今すぐ天国に連れて行ってやるからよ」 

男がコンドームを装着するのに健斗から離れた一瞬の隙を見計らって、
健斗は一目散に部屋を飛び出した。


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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

22:00  |  揉ませていただきます  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
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