2ntブログ
05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2014.06.25 (Wed)

ネットのプリンス 28

「契約・・・成立?」
洋介は自分の耳を疑った。
そんな洋介の疑いの思いを打ち消すかのように、
友美は洋介の正面に回りこむと、洋介の頬に両手を沿えて自ら唇を重ねてきた。

甘く清涼感のある吐息が鼻腔をくすぐる。
忘れかけていた妻の柔らかい唇・・・
「友美・・・」
久方ぶりに囁く妻の名前、高まってくる欲情をぶつけるように洋介は友美を抱きしめた。

妻は・・・こんなにも華奢な女性だったのか
そう思いながら背中を愛しむようにやさしく撫でた。
離婚して、精神的にきつかったのかもしれない。
そうさせたのは洋介自身なのだ。
後悔と自責の念がこみあがってくる。

洋介に抱きしめられながら、友美は洋介の胸板に手を添えた。
夫婦だったころはもやしのようなガリガリの無様な胸板が、
別人かと見間違えるほどに服の上からでもわかる胸筋を身につけていた。
筋肉質の体に日に焼けた褐色の肌。
いつも抱かれてみたいと思っていた理想の体型の男が、今、友美を抱きしめている。

いつしか友美の乳首はブラジャーのカップの中で痛いほど勃起し、
股間はいやらしくぬかるみへと変貌した。
たまらずに下半身を洋介の股間に擦りつけると、
洋介もまたズボンのファスナーを壊さんばかりにイチモツを勃起させていた。

「あなた・・・・頂戴・・・・」
久方ぶりに『あなた』と洋介を夫婦時代の呼称で呼ぶと
それだけで軽くイキそうな体の震えがあった。
「友美・・・君を・・・抱きたい・・・・」
洋介の大きな手が乳房をまさぐる。
グニグニと揉まれるとブラジャーの中の勃起した乳首が
カップの中で押しつぶされて少し痛いほどの快感に見舞われた。
だが、決して不快な痛みではない。
長く忘れかけていた男の手による愛撫・・・
『あああ・・・・私は女なんだわ・・・・』
あらためて思い知らされる女の性。

たまらずに友美は洋介の股間に手を伸ばした。
屹立したイチモツ・・・・
それはズボンの布地の上からでもしっかりと亀頭のカリを感じさせるほど
みごとに隆起していた。
「あなた・・・私と別れてから何人もの女をこれで泣かせてきたんでしょ?」
そう言って少し嫉妬めいたまなざしで洋介を睨みつけた。

「土木作業で体を鍛えると
性欲もまた尋常じゃないほど湧きあがるんでね・・・
何人かの女と性交したが心ではずっと君を求めてたよ」

「あら・・・別れてから随分とお口の方も達者になったのね」
友美はクスッと笑いながら洋介の前にひざまづいた。
ズボンのファスナーに指をかけてゆっくりと下す。
夫婦生活で慣れた行為のはずが、なぜだか指先が震えて新鮮な気持ちになれた。

洋介のペニスは収まっているズボンの中から出るのを嫌がるように
なかなか姿を現そうとしてくれなかった。
「フル勃起しているちんぽをそんな小さな社会の窓から引っ張りだそうだなんて
無謀すぎるよ」
ひざまづいた友美の髪をやさしく撫でながら自分の隆起をちょっぴり大げさに吹聴して
『さあ、久しぶりに味わってごらん』と
優越感を感じながらベルトを外してズボンのホックを外した。
勃起したペニスを引っかけないように上手にズボンとトランクスを脱ぎ捨てると
窮屈な場所から解放されたペニスがピョンと弾けた。

「あなた・・・・すごいわ・・・・」
正直な感想だった。
恋愛時代も夫婦時代にも、これほどガチガチに勃起しているペニスに
お目にかかったことがなかった。

4545.jpg


ポチしてね

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

08:36  |  ネットのプリンス  |  Trackback(0)  |  Comment(2)
 | HOME |