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2014.08.07 (Thu)

キャンバスの華 15

そのころ華はどんどん筆を進めていた。

富士の頂上を描く段階で、次郎が組んだ足場が少し低いことに気づいた。
『やだ・・・次郎さんったら・・・もう少し高くてもよかったのに・・・』
背伸びをして腕を伸ばすことでなんとか描くことはできそうだが
足場が狭い上に次郎の組み方が緩いために少しフラフラする。

「こりゃあ大変そうだ」
来なくてもいいのにオヤジが足場を登りはじめ華のところへやってきた。
どれ、儂(わし)が支えてやろう・・・
そう言うと有無を言わさずに華の腰に手をまわした。
「あ・・・大丈夫ですので・・・」
やんわりと断ったのに男は聞く耳を持たなかった。

「おっと、もう少し下を支えてあげたほうが安定するかね?」
そう言いながら腰骨の一番出っ張っている部分に手をかけた。
自然と男の親指が尻肉に食い込む形となった。

『あああ・・・・いやだ・・・気持ち悪い・・・・』
さっさと描きあげて帰らさせていただこう
一段と華の絵筆の速度が増した。

さあ、この一筆で終わりだわ・・・
短時間で華は壁画を仕上げた。
「あ、あの・・・無事、終わりましたので・・・」
もう身体を支えていただかなくてもけっこうです

そう伝えたのに男は華の体から手を離さなかった
それどころか男の手が少しずつ移動して親指が尻の谷間へと・・・

「あ!!!ちょっと・・・・」
手を振り払いたかったが片手にはペンキ缶、もう片方の手には絵筆・・・
両手が塞がっている華は男のなすがままに身を任せるしかなかった。

図に乗った男は尻を揉む手に力を込めて
尻肉を割った。
尻の谷間が大きく開かれ、無防備な谷間に男の親指が容赦なく潜り込んだ

「だ、旦那さん・・・・堪忍してください・・・・」

「なんのことかね? わたしゃ、こうしてあんたの身体を支えてるだけだが」
衣服の上からでも男の指は的確に華の尻の菊の門を探り当てた。
ぐにぐにと指が菊の門をほぐしてゆく。

「あん・・・いやん・・・・そんなことをされたら・・・・」
男の愛撫は執拗だった。
気色悪いと感じていたはずなのに、なぜか気持ちよくなってゆく。

股間が知らず知らずのうちに湿り気を帯びてゆく。

「おや?・・・・あんた、汗をかいてるんじゃないかい?」

いやだ・・・私・・・・濡れてる?・・・・

羞恥心で体が震える
赤面し、体が火照り始める。

「おやおや・・・・こりゃ大変だねえ・・・・
あ、そうだ。男湯の湯船に少しぬるめの湯を張ってあるんだよ
ボイラーとやらの試運転をしたんだけどね
こりゃちょうどいいや、あんた、ひとっ風呂浴びるといいよ」

そんな・・・・いえ・・・けっこうですから・・・・

華は固辞したのだが
男は執拗に華を誘った。
「なあ、いいじゃないか、礼金を弾むからさあ」

お金に目がくらんだのではない
ここで男の機嫌を損ねて礼金を削られるのが嫌だった。

「そんなに勧めてくださるのなら・・・・
少しだけお湯を使わせていただきます」
そう華が返事をすると、男は「そうか、そうか」と相好を崩して喜んだ。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

22:10  |  キャンバスの華  |  Trackback(0)  |  Comment(4)
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