2017.10.16 (Mon)
女優 第Ⅱ章 3
チュッ…
二人だけの静かなメイクルームに濡れた唇が離れる音がやけに大きな音に感じた。
二人だけの静かなメイクルームに濡れた唇が離れる音がやけに大きな音に感じた。
「あ、ご…ごめん…」
我に返った前川聡が慌てて飛び退いた。
頭を抱えながら「俺、何やってんだ…女優さんにキスしちまうなんて…」と自分を恥じた。
「キスしたくなっちゃった?」
「ええ、まあ…何だか俺にキスしてくれと言われてる気分になっちゃって…」
「もっとキスしたい?」
「えっ?」
ルージュがとれちゃったらまたメイクしてね…そう言いながらつま先立ちで聡の頬を手で挟みこみキスしてあげた。
背に回し遠慮気味だった聡の手がやがてしっかりと愛子を抱きしめる。
やがてその手は腰を滑り降り形の良いヒップをまさぐり始めた。
少しずつ大胆になり始めた聡の手はやがてスカートを捲り生足を撫でながら尻の柔肉に辿り着いた。
「ああん…ダメン…したくなっちゃう…」
「ああん…ダメン…したくなっちゃう…」
「やらせてくれるの?」
聡はすっかりその気でいきり立った己の股間を愛子の下半身にグイグイと押しつけてきた。
『ヤバいわ…ほんとにしたくなっちゃった…』
つい先ほどAV男優に嫌というほど挿入されてたというのに子宮がまた求めはじめていた。
「ここではダメ…もうすぐワンカットが終わって新人の女の子がメイク直しに帰ってくるわ…」
「ここではダメということは他の場所ならいいってこと?」
せっかく愛子がその気になっているのだから気持ちが冷めないおまじないとばかりに愛子の手を取りデニムの股間にクッキリと浮かび上がった息子のシルエットをしっかりと触らせた。
「心変わりなどしないわ…貴方としたいの…」
スタジオのパーキングで待っているわ…新人さんのメイク直しが終わったら上手く口実を作って来て頂戴と聡と約束をして別れた。
スタジオの地下駐車場のマイカーの中で愛子は聡が来てくれることを今か今かと待った。
演技ではなく本当のSEXがしたい…
お仕事でいろんな男優に抱かれ、いろんな体位を経験してきたが、逝ったようなフリをする演技ではなく正真正銘のエクスタシーを味わいたかった。
デニム越しに触らされたペニス…
仕事で何本ものペニスを扱いてきたというのに、何故こんなにも子宮が熱くなるのだろう。
仕事で何本ものペニスを扱いてきたというのに、何故こんなにも子宮が熱くなるのだろう。
時間が流れてゆく…
もしかしてからかわれているのだろうか…
こうして待っている愛子の事など忘れて聡は気の合う仲間たちと通常の出入り口からすでにスタジオを後にして近場の酒場で愛子の自惚れを肴に愉快に呑んでいるのではなかろうか…
遊ばれているのならそれでもいい、ただちゃんととどめを刺してこの火照った躰を鎮めてからにしてほしい…
愛子の手は知らず知らずのうちに股間に忍び寄る。
素敵な色だと誉めてくれたスカートを捲ると布地面積の少ないショーツが現れる。
布地の上から股間を撫でるとサワサワとした陰毛の感覚が指に伝わる。
AVの企画で何度も剃られてしまった陰毛…個人的にはわずかでも飾りがある方が好きだ。
股間に黒い翳りがある方が白い肌がより一層引き立つ気がする。
クロッチの中で割れ目が潤むのがわかった。
『ああん…ここにおち〇ぽを埋めて欲しいわ』
ペニスの俗称を心の中で呟くだけでも体がジンジンと疼く。
『欲しい!欲しいの!太くて大きなおち〇ぽが!!』
愛子の指はクロッチの布地の隙間からグッショリ濡れた泉に落ちる。
「あぅっ!!」
ほんのちょっぴり潜りこませまだけでビンビンと感じてしまう。
情けない話だ。世間では男に不自由しないと思われがちなAV嬢がこうやって一人で慰めてるなんて…
そんな理性などどうでもよくなり陰核を弄ろうとしたその刹那、駐車場のドアが開き待ちに待ったメイク担当の聡が現れた。
そんな理性などどうでもよくなり陰核を弄ろうとしたその刹那、駐車場のドアが開き待ちに待ったメイク担当の聡が現れた。
待ちきれずに愛子は車から飛び降りて聡のもとへ走り寄り抱きついた。
「おいおい…」
そんなに俺を待ち焦がれていたのかい?
そう言いながら胸をまさぐる。
そんなに俺を待ち焦がれていたのかい?
そう言いながら胸をまさぐる。
「う゛…」ビンビンに勃起した乳首にその刺激が強すぎて思わず体がくの字に折れそうになる。
「来て!ねえ早く!」
聡の手を取り愛車の中へ引きずり込む。
「ここでいいの!今すぐHして!」
リクライニングレバーを引いてシートを倒すと愛子は聡に覆い被さった。
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