2017.10.27 (Fri)
女優 第Ⅱ章 7
「入ってるゥ~!あなたのちんぽが私のまんこにずっぽりと入ってるゥ~!!」
こんな体位はお仕事でも経験したことがなかった。
後背位の変形と言うのだろうか…この体位にネーミングはあるのだろうか…
愛子の頭上には男の股間があった。
まんぐり返しのまま尻を鷲摑みされて体を屈曲されて嵌められた。
「どうだい。挿入されてるのが丸見えだろう?」
「見える…見えるわ!!ズポズポに刺されてるのが丸見えだわ!」
正常位で挿入されてるときに入ってるのを見てみなと頸をもたげてペニスの侵入を垣間見る事はあっても、このように結合部をハッキリ見せられたのは初めてだった。
おまけに普段は見る事のできない男の腰の動きさえ丸見え…
男の尻肉がピストン運動する度にキュッキュッと窄んでいた。
それと同時に男のアナルが固く閉じたり弛緩したり…
アナルが固く閉じると括約筋と連動するせいだろうかペニスの硬度が増し、上にグッと引き上げられるものだからその度にペニスが反り返り膣内で薄い肉壁を直腸に向かって叩かれた。
男が腰を振る事で股間のふぐりがブランコのように揺れ、睾丸のスイングが一層やらしさを増幅させた。
「ほら、こっちにも欲しいとヒクヒクしているぜ」
男は無防備になったアナルに指を突き立てた。
「あ!痛い!」
先ほどまで愛液と男の唾液で濡れていたアナルだったが今はさほど潤滑油がない状態だったので指を咥えこむには痛みを伴った。
「痛い!痛い!やめてェ~!!」
「すぐに気持ち良くなるから我慢しな」
アナルに突っ込んだ指とおま〇こに挿入されたペニスが薄い肉壁を隔てて擦れ合う。
「うぐぅ…う゛う゛ッ…」
苦しいまんぐり返しという姿勢のつらさよりも、こうして男に凌辱されているのが時間の経過と共に快感に変わってゆく。
おま〇こからは止めどもなく愛液が溢れ、男のピストン運動によって白濁の泡となって陰唇から溢れる。
やがて白濁の泡は陰唇の土手を決壊し、覗きこむような体勢の愛子の顔に降り注ぐ。
自分の流した愛液で汚されていく…
その羞恥が愛子を深い快楽の淵に落としていく。
その羞恥が愛子を深い快楽の淵に落としていく。
「逝っちゃう!!逝っちゃう!」
愛子の端正な顔が快楽で苦しそうに歪む。
やがて「くぅッ…」と声を漏らし足の指がキュ~ッと内側に丸くなる。
とてつもなく深く逝ったときだけに起こる体の変化だった。
「なんだい、もう逝ったのかい?」
まだまだお楽しみはこれからだぜと男は体位を変え、今度は後背位で責めはじめる。
「抜かれるのと挿入(いれ)られるのとどっちが気持ちいいんだい?」
愛子の痴態を楽しむように男はペニスを抜いたり挿入したりを繰り返した。
突っ込んだまま腰を振られるのも気持ちいいが、こうやっておま〇こに何度も出入りされるのも格別な快感があった。
何度か繰り返すうちに空気も挿入されるのだろう。男が腰を振ると逃げ場を失った空気がブッ!プスッ!とおならのような音を発した。
「愛子ちゃん、sexしながら屁をするんだな」
膣からの空気漏れだと知りながら男は愛子を辱めた。
「おならじゃないもん!」
恥ずかしくて頬が朱くなってしまう。
その羞恥が知らず知らずのうちにおま〇こをキリキリと締め込み、男が痛てて…と喘ぐほどペニスを締め上げた。
「愛子ちゃん、そんなに締められたら俺もう…」
あまりの気持ち良さに男もギブアップだった。
「いいのよ、逝っていいのよ」
「膣(なか)に出させてくれ!」
「いいわ!あたしのおま〇この中に一杯出してぇ~ッ…」
よし、じゃあ、中出しさせてもらうからなと、男は正常位に移行し、今まで以上のピストンを打ち出した。
「凄い!凄すぎ~ッ!ああん、私もまた逝っちゃう!!」
「出すぞ!愛子のおま〇こにタップリと出すぞ!」
「来て!今よ、今来て~ッ!!」
うおおぉッ!と獣のように男が吼えた瞬間、膣が燃えるように熱くなった。
「すげえ気持ち良かったよ」
「私もよ…本気で逝っちゃった…」
男が腰を引きペニスを抜くと、やや遅れて大量のスペルマがどろどろと流れ出した。
二人はティッシュで拭うことさえ億劫になるほど肢体を投げ出して放心状態になった。
そんな愛子を飛び上がらすように「カ~ット!」という声が鳴り響いた。
『えっ?』
驚く愛子を尻目に隣の部屋のドアが開き、AVスタッフがゾロゾロと現れた。
「いやあ~、いい画(え)が撮れたよ」
監督らしいおじさんが満足した声で語った。
監督らしいおじさんが満足した声で語った。
「ど、どういうことですか?」
「どうもこうもないよ、これが君の新作『愛子の本逝き中出し』だよ」
そう言いながら監督は「ありがとうね、これ、君のギャラだから」と封筒を男に手渡した。
「あなた…男優さんだったの?」
男は愛子を騙したことに恥じてるのか俯いて黙ってしまった。
「彼は紛れもない普通のメイクさんだよ。君の大ファンだとかでこの企画を打ち明けたら悦んで参加してくれたんだよ」
そう言って監督は男の肩を叩いて「ご苦労さん」と労った。
その後ろから愛子のマネージャーがバスタオルを持ってきて愛子に手渡しながら「愛子ちゃん、騙してごめんね~、でもほら、こうでもしないと中出し撮影させてくれないから…」と弁明した。
思えばこの世界に入ったのもある意味騙されての事だったから半ば怒るのもあきらめた。
でも一人だけどうしても許せない人がいた。
愛子は先ほどまでsexしていた男を力任せに頬を平手打ちした。
「あなた、男優さんになれるかもね。もしくは詐欺師なんてのもお似合いかもよ」
愛子に罵声を浴びせかけられ、男は嗚咽をあげて泣き崩れた。
完
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