2018.06.05 (Tue)
揉ませていただきます 11
ゴワゴワの剛毛が群生している奥に女将のおまんこは息づいていた。
「ゴキュ…」
先ほどまで健斗のペニスを咥えこんでいた為、
陰唇は仄かに紅く膨れあがり、さらにいやらしさを充満させていた。
健斗は、その膨れあがった陰唇を捲り、
まだ膨らんだままのクリトリスを口に含んだ。
「ヒィ~!!」
自分の指以外でそこに触れられたのは初めてなのだろう。
女将はイヤイヤするように首を振って身悶えた。
「気持ち良いでしょう?」
「バカ!やめなさい!怒るわよ!」
これでクビを覚悟せねばなるまい…
だがその前にこの女を開花させてあげたい…
「こういうのはどうですか?」
健斗は舌先でガッツリ膨らんだクリトリスをピンピンと弾いた。
「やめなさいと言っているのがわからないの?…あっ!ダメっ!!イヤん…ヤメテ!!」
責めながら健斗は指を花芯に埋め込んだ。
「ああン…だめェ~~…おかしくなっちゃう!!」
イヤがりながらも女将は初めての快感に思わず健斗の頭に手をやり股間に押しつけた。
「気持ちいいわぁ~!もっと、もっと舐めてェ~~…」
SがMに墜ちた。
SとMは表裏一体なのだ。
責めることしか知らなければ知らないほど、
責められることにのめり込みやすい。
「まだまだ気持ちよくなりますからね」
女将の脚をこれ以上は開かないというほど開脚させ、挿入体勢を取った。
「ダメ…挿入しないで…」
今まで己のタイミングで挿入してきた女将にとって、
自分の意思ではなく男から挿入されることに恐怖を感じていた。
だが裏を返せばその恐怖感は期待感の表れでもあったのだ。
「ほんとは挿入してほしいんだろ?」
言い終わらぬうちに亀頭部分をヴァギナに沈めた。
「あうっ!」
男の意思で挿入される悦びを女将は初めて知った。
「挿して!!もっと深くまで挿して!!」
健斗はすかさず腰を引いた。
クチュという名残惜しい音を残してペニスが去る…
「イヤ!焦らさないで!!」
女将の手は愛しそうに健斗の胸を撫でた。
「ほら、しっかり味わえ!」
ジュポっと淫らな音と共にペニスがヴァギナに呑み込まれる。
「気持ちいいわぁ!男に挿されるってこんなにも気持ち良いものだったのね!」
しっかり根元まで挿入された後はどちらがSでどちらがMなどとは無縁だった。
官能を貪る男女にとってそんなことは二の次だった。
本能の趣くままにお互いががむしゃらに腰を振り続けた。
健斗は射精するまでの間に座位、後背位と体位を入れ換えて女将を愛した。
後背位であまりの腰の動きにペニスが抜け、
挿し直すとブスブスと膣からおならに似た空気が漏れる音がした。
ヴァギナからそのような音が漏れるというのを初めて知った女将は顔を真っ赤にして恥じらいながら喘いだ。
女将の体をもっと開拓したかったが残念ながら終わりが近づいた。
「逝きそうだ」
素直に申告すると口の中に出して欲しいと懇願した。
愛液にまみれたペニスを女将に頬張らせると同時に健斗は思いっきり射精した。
健斗が放出したものを女将は喉を鳴らして美味しそうに飲み干した。
女将はペニスを咥えたまま離そうとはせずに、
チュウチュウと音を立てて残り雫も啜った。
一通り余韻が醒めると健斗は女将に平謝りした。
やめてという制止を振り切って半ば強引に辱めたのだから…
「退職願は明日にでも提出します」
クビになったと房子に報告したらどんなにか寂しがるだろう…などと考えていると
「退職?なぜ辞めるの?」
と女将は怪訝な表情をした。
「いや、女将さんに逆らって強引なセックスをしましたので…」
「気持ちよかったから気にしなくていいわ。でも今度は私の自由にさせなさいよ」と言って微笑んだ。
そんな風に女将さんと甘い時間を過ごしたので房子の家に帰りついたのは深夜遅くだった。
にもかかわらず、房子は起きて待っていてくれた。
「お腹、減ったでしょう?待ってて、今すぐお味噌汁を温め直すから」といつも通りの口調で迎えてくれた。
女将さんの男癖は従業員なら知っているだろう…
女将専用の休憩室で二人が何をしていたかも想像できているはずである。
それなのにこうして普段どおりに接してくれる房子を心底愛しいとおもった。
「房子…」
キッチンに立つ房子を背後から抱きしめた。
唇を求めようと振り向かせた房子は大粒の涙を流していた。
「女将さんに気に入られたのならこれからも月に何度かお呼びが掛かるでしょう…でも、それでもいい…こうして私の元へ帰ってきて欲しいの…」
好きな男が他の女とセックスしているのだ。
房子の嫉妬はかなりのものだろう。
だが、そんな関係が続いたとしても帰ってきて欲しいと願う女…
健斗は房子を強く抱きしめた。
先ほど女将相手に射精したばかりなのに、
健斗のペニスは隆々と勃起していた。
おもむろに房子にテーブルに手を付かせるとスカートをめくりあげ、ショーツをずらすとその隙間に覗く女性自身をめがけて深々と貫いた。
コンロの上には味噌汁がグツグツと煮立っていた。
完
| HOME |