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2019.03.31 (Sun)

ロビン 9

どうしようかと泣き出しそうになっていると
背後から「マリア?こんなところで何してんの?」とレスリーに声をかけられた。

「本当に助かったわ。あのまま道に迷ってここに辿り着けない所だったんだもの」

「運がよかったな、俺が飲み屋から帰ってきたところに出くわして」
レスリーはそう言いながら、まだ飲み足りないのか
グラスにワインを注いだ。
呑めるんだろ?そう言って手渡された液体は真紅の液体でとてもよい香りがした。
「それにしてもこんな夜更けにどうしてここへ?」
「どうしてもこうしてもないわ。
早く機嫌を直してマーガレットを連れ戻しに来てよ。
じゃなきゃロビンとゆっくりとお話も出来ないわ」
「あいつやっぱりまたロビンの家に転がり込んだのか…
喧嘩するといつもあそこに逃げるんだ」
まあ、そのうち連れ戻しに行くけど、今夜は遅いからここで寝なよと寝室に案内された。
「まあ、広いベッドね」
「まあな、マーガレットと二人で寝るベッドだから
そのベッドを使うといい。俺はソファで寝るからさ」
「ソファで寝たら風邪を引くわ。こんなに大きなベッドなんだもん、一緒に寝ましょうよ」
「いいのかい?
俺、もしかしたら寝ぼけてマーガレットと間違えて君を襲ってしまうかも…」
「あら、それは楽しみだわ」
涼やかに笑うマリアの横顔を見ながら、
ロビンは臆病だから彼女に指一本触れていないだろう…
なら、俺が先に頂くことにするさと密かにマリアの体を狙っていた。

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いくら広いベッドとはいえ、
寝返りを打つとイヤでも相手の体に触れてしまう
レスリーは寝返りを打つふりをして、そっとマリアの体にタッチした。
『うわお!なんてスベスベしてるんだ…
あばずれのマーガレットとは雲泥の差だな』
マリアはというと、ロビンの言葉を反芻していた
この星(くに)では愛情がなくてもセックスをするという…
そんなセックスって気持ちいいのだろうか…
論より証拠、ここは一つ試してみるしかないわねと
レスリーを誘うかのように寝相が悪いふりをして脚を開いた。
『ちょうどいい具合に脚を開きやがった…
ちょっとお股を触らせてもらうとするか…』
そろりそろりとレスリーの手がマリアの股間に伸びる。
触ってみてレスリーは驚いた。
ガウンの下は何もつけていなかったからだ。
おかげでしっかりと濡れているのを確認出来たからだ。
「ねっ…セックスしちゃう?」
寝ていると思っていたのに声をかけられてレスリーは慌てて手を引っ込めた。
「マリア、起きているのかい?」
「ええ…あのワインという飲み物を飲んだら体がフワフワしてとてもいい気分なの」
そうか、酔った勢いの過ちということにすればいいかとレスリーは考えた。
「お、俺もさ…なんだかすごくセックスがしたい気分になっちゃってさ…」
「私もよ…ねっ…しよっ…」
襲う機会を窺う心配などなかったようだ
セックスをする同意を得られたのだから頂くに限る。

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マリアの胸を揉んでやろうとレスリーが手を伸ばしかけると
その手を押さえ込むようにしてマリアは唇を重ねてきた。
挨拶代わりのフレンチキスかと思いきや、
レスリーの唇を割ってマリアの舌が潜り込んできた。
『おいおい、情熱的だな…』
すっかりペースを乱され、戸惑うレスリーにお構いなしに
マリアの舌はレスリーの口の中で暴れ回る。
負けじとレスリーも舌を絡ませると、今度はその舌をマリアの口の中に導いてゆく。
お互いの口の中を舌が行ったり来たりを繰り返す。

マリアの唾液はとても甘く脳天が痺れる。
『極上の媚薬だな』
レスリーのペニスは早く挿入したいとばかりにパジャマの中でピクピクしていた。
わかっているわよとばかりにマリアの手がレスリーの股間に伸びる。
「触ってあげる…」
マリアはガウンを脱ぐと、そのか細い指でペニスを包み込んだ。
硬さと大きさを品定めするように握ったり擦ったりしたあと
おもむろにペニスをシコシコしはじめた。
「たまんないねえ…やっぱりペニスは女にシコってもらうに限るよな」
「女だってそうよ…男に触られるのが気持ちいいわ」
ほら、触ってとマリアはレスリーの手を取って股間に導いた。

しっかりと指をクレバスに潜り込ませると
その潤いたるやすごいものがあった。
「びしょびしょじゃねえか」
「だって、あなたの体臭ってすごくいい匂いだったから…」
「そうかい?マーガレットはいつも酒臭いとイヤがるんだけどな」
男と女は実に複雑で、ある人にとっては不快な香りも
そういう香りを好む人もいる。
マリアは特にアルコール臭を好む体質だったのだ。

「そんじゃあ、中をあらためさせてもらうぜ」
そう宣言すると中指を潤んだマリアのヴァギナに突っ込んだ。
「はうっ!!」
マリアは顎を仰け反らしてレスリーの指の挿入を悦んだ。
『おいおい、指一本でそれかよ…じゃあ、ペニスを突っ込んだらどれほどよがるんだ?』
ますます挿入が楽しみになってきた。
キツい締めつけに負けじとさらに奥へ侵入させると
やがて指先は子宮の唇に触れる。
子宮口が開いたり閉じたりしているのか指先にキュッキュッとキスの雨を降らす。
「お前、いい女だな。ペニスの先がここに当たったらさぞかし気持ちイイだろうな」
「そうよ、だから早く挿入して頂戴」
待てよ、夜は長いんだぜ。もっと探索させろよ。
レスリーは挿入した指を中でクイッと曲げた。

半球の丸味を帯びた膨らみが気持ちいい。
「あっ!そこは…」
いわゆるGスポットという所を撫でてやるとおびただしいほどのラブジュースが湧き出てくる。
「そこはダメ…ああん…そんなふうに弄れたらシーツを汚しちゃう…」
「かまうもんか。たっぷり汚してくれよ」
レスリーはGスポットを激しく擦りはじめた。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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