2018.07.08 (Sun)
白い雫(あすか原案) 23
「さあ、いらっしゃい。ほんとうの女の味をたっぷり味あわせてあげるわ」
その言葉で、僕の理性はどこかへ消えた。
彼女を布団に押し倒し、彼女の唇をむさぼった。
ああ、積極的な男って好きよ。
彼女が甘い息を吐く。
腕を持ちあげ、腋に唇を寄せる。
腋毛が目に飛び込んでくる。
『うわあ~、なんてエロいんだ』
今まで抱いた女は、きれいに腋毛を剃って手入れしていてツルツルだっただけに、
かえってそこに毛があることがエロかった。
その腋毛のある腋を舐めまくると「うわあ~ぁ」と、
はしたない声をあげ体をなやましくくねらせた。
だめよ、私が責めるんだから。
そう言って体を反転させられ、僕は彼女に組み伏せられた。
『早く・・・早く僕をいじって・・・チンポを咥えて・・・
手でしごいて・・・歓喜の飛沫をたっぷり出させて・・・』
僕の希望どおり、口の中へ入れると再びバキュームの気持ちよさに身悶えた。
「ああ、気持ちいい・・・すごい、すごいよ文江さん・・・」
「いやよ、そんな言い方。文江と呼んで」
「ああ、文江・・・すごく気持ちいいよ。
ああ、たまらない・・あっ、そこ、そこがいい」
彼女の舌が竿の裏スジを舐め上げる。
舌が根元にやってきたかと思うと、陰嚢を口に含んだ。
「おおっおお・・・」
金玉を吸われるのが、こんなに気持ちいいなんて・・・
どう?玉だけに、たまらないでしょ?
寒いおばさんギャグももはや甘い囁きとなって僕を溶かせていく。
「入れたい!はやく文江にいれたいよう!」
まだ、だめ。たっぷり可愛がってあげるからね。
彼女に足を抱えあげられた。
彼女は陰嚢から肛門までを吸っては舐め、舐めては吸いついた。
「ああ・・・」
僕の尿道口から、いやらしいガマン汁が滴る。
「まあ、いけない子ね。こんなに濡らして・・・」
男女逆転のエロチズムに僕は溺れていく。
再び彼女は愚息を咥える。
そして亀頭の尿道口を舌で押し広げ、ガマン汁を啜る。
こんな感覚は初めてだった。
熟女って、素晴らしい。若い女など、足元にも及ばない。
さあ、私の貝もたっぷり召し上がれ。
彼女が僕の顔をまたぎ、女陰を押し付ける。
ドドメ色の陰唇。その奥にピンク色に濡れ光る神秘の洞窟・・・
僕は無我夢中でむしゃぶりついた。
「うわぁ~・・・あああ・・・」
強い芳香を僕に浴びせながら彼女が吼えるように喘ぐ。
小指大に肥大した巨大な淫核。
甘噛みしてやると愛液がドッと溢れ出した。
入れるわよ。ねえ、入れるわよ。
彼女が身を反転させ、僕を挿入する。
『えっ?生で?』
彼女が怪しげな微笑を浮かべながら、
「いいのよ、ガマンできなかったら出していいのよ。もう妊娠などしないと思うから」
そう言って腰を振り出した。
女性自身がキュッ、キュッっと僕を締め付ける。
ほんとに50歳過ぎの女性なのか?素晴らしい、素晴らしいよ文江!
彼女が体を上下に動かす度に、豊満な体の肉がブルン、ブルンと揺れる。
下から手を伸ばし、その揺れる腹の肉、垂れた乳を揉んでやる。
「あああ・・久しぶりよ・・・いいわ!やっぱり若い男っていいわ!」
「ほら、下から突いてやるよ。ほら!ほら!どうだい!」
彼女の重みなどまったく苦にならなかった。
下から突き上げると快感が倍増した。
彼女が疲れてきたのか、動きが緩慢になった。
僕が、僕が上になります。文江を逝かせてあげます。
彼女を下にして、若さに任せて高速ピストンをプレゼントしてやる。
「うわあぁ~・・・ああああ・・・」
彼女が獣のような声をだしてよがりまくる。
やがて2人に絶頂が襲い掛かる。
「いくわ!いくわ!あああ、いく!いくぅ~!!」
「僕も!僕も!逝くよ!いいかい?出すよ!」
思いっきり膣(なか)へぶちかます。
そして、つながったまま2人は眠りについた。
僕たちは毎晩、愛し合った。
まるで愛しあっている夫婦のように
一緒に風呂に入り、一緒の寝床に入った。
いつのまにか官能小説の締め切りは過ぎていた。
しかし、後悔はなかった。
僕は文江を愛してしまったかもしれない。
このまま結婚してもかまわないと思った。
そして思い切ってプロポーズした。
彼女はプロポーズを受けてくれると思っていた。
しかし彼女の答えはノーだった。
なぜ?
僕は文江を愛しているんだ!
彼女はやさしく微笑んでこう言った。
あなたにおばあちゃんになる私を見せたくないから・・・
あなたが男性として一番男盛りになるころには、私は腰も振れなくなる。
私を愛してくれているのなら、素晴らしい官能小説を書いて・・・
それが私の望み・・・
いつしか彼女は泣いていた。
数年後・・・彼女は逝った。
癌だったのだ。
亡くなる前に彼女は言った。
おばあちゃんになる前に死ぬのなら、あなたと結婚すればよかった。
文江の財産を僕は受け取った。
文江が僕に全てを与えると遺言状をしたためていたのだった。
文江がいなくなった文江の部屋で、僕は泣きながら小説を書いた。
彼女との愛の日々を実録小説にした。
その作品が世に認められた・・・・・
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