2018.07.13 (Fri)
白い雫(あすか原案) 27
「殿、帯が苦しいのです。解いてもよろしゅうございますか?」
帯を解く。おおっ。これも小説の描写に使える。
僕は彼女が帯を解く手順をしっかりと目に焼き付けた。
シュルシュルシュルと帯を解く音が耳に心地よい。
やがて彼女は肌襦袢一枚の姿となった。
「待て。最後の一枚はワシに脱がさせろ」
彼女の手を制し、ベッドに寝かせた。
紐を解き、肌襦袢を左右に開く。
彼女の裸身は白く、目に眩かった。
三十路の女らしく、ほどよい丸みをおびた裸身・・・
その股間はツルツルとした少女のワレメ。
そのアンバランスさが妙に艶めかしい。
「早く、早く殿の珍宝を私の陰戸に突き刺してくださいませ」
催促されなくても、もはや我慢の限界だった。
僕は石のように硬くなったチンポを彼女の秘穴に埋没させた。
「ああああ・・・」彼女が眉間に皺を寄せ、熱いとろける肉襞が僕を包み込む。
はあ、はあ、はあ、・・・
2人の熱い吐息とベッドの軋む音が部屋に響き渡る。
むやみやたらと喘ぎ声を発しない大人の女の美徳。
こちらの腰の動きに合わせて、下から腰を突き上げてくる。
三十させごろ、四十しごろと言われるように、
中年の女性が一番、脂が乗り切って、抱くにはもってこいかもしれない。
ほどよい肉付きの弾力が心地よい。
「あああ・・先生の・・・いいわ。・・私の感じるところに・・・当たるの。
カリの部分が・・・腰を引くときに・・・擦れるのよ。ああ・・逝きそうなの。
ごめんなさい。・・・先に・・・先に・・逝かせてね」
彼女の体が僕の下で、ビクン、ビクンと跳ねる。
「ああ!僕も!僕もイキそうです」
我慢の限界が近づきつつあった。
僕はイチモツを引き抜き、彼女の腹の上に射精しようと思った。
「ダメ!!」
彼女が下から叫ぶ。
「私、ピルを飲んでいるの。大丈夫だから膣(なか)で、出して!!」
「えっ?ほんとに?」
彼女がウン、ウンと首を縦に振る。
では、お言葉に甘えて・・・・・
僕はクライマックスに向かって腰をよりいっそう激しく振った。
「くっ!!」
僕の全身に震えが走り、激しく、熱い子種を彼女の体の中へ射精した。
限界まで彼女の中に入れて射精するのは、男として最高の快感だ。
射精後も2人は抱き合ったまま、しばらく動けなかった。
「ありがとう、すごく、よかったです」
素直な気持ちで彼女に謝辞を述べた。
「私も、すごく感じました。このことは会社の方には内緒にしてくださいね」
「ええ、もちろんですとも」
「私も誰にも言いませんから。もちろん主人にも・・・」
「えっ?」
甘い余韻が一気に吹き飛んだ。
「君、結婚してたの?旦那さんがいるの?」
ウン、と彼女は可愛く返事をする。
あちゃ~っ!人妻とやっちまったよぉ!
「私、すごく好き者なの・・・主人は、あっちの方は淡白で。
たまにどうしようもなく他の男に抱かれたくなるの。ごめんなさい淫乱な女で・・・」
と、とんでもない!おかげで素晴らしい時間を持つことができたのだから。
それに、創作意欲も、ふつふつと湧き出すことができたのも彼女のおかげだ。
「吉岡はたぶん今夜は戻って来ないわ」
彼女の澄んだ瞳が、僕の股間のイチモツを見つめる。
「ねえ、もう一回しましょうよ。まだ勃つんでしょ?」
しなやかな指が僕のモノを握る。
すでに放出してしまった僕のモノは、
再び包皮のガードを身に纏い、小さく萎んでいる。
「できるかなあ?かなり大量に、2発も発射させちまったからなあ」
僕は正直に答えた。出来るものなら、もう一度、勃起させて彼女を抱きたい。
でも、立て続けに3発はかなり苦しい。
「できるわよ。私が口で勃たせてあげる。・・
そうだ、こんな中年のおばさんだと思わないで
目を閉じて初恋の彼女でも思い浮かべなさいな。
若い初恋の彼女に口で奉仕してもらっていると想像してごらんなさい」
彼女が口で奉仕を始める。
包皮を剥きあげ、敏感な亀頭を舐め上げていく。
『初恋の彼女かあ・・・理恵・・・今、どうしているんだろう。
まさか、アメリカに永住しているなんてことはないだろう。
日本に帰ってきているのかな。もう、どこかの誰かと結婚しているだろうか。
・・・会いたい。もう一度、理恵に会いたい。・・・』
理恵のことを思うと、不思議なことに勃起し始めた。
「おおっ!勃起したあ!」
「ふふ、できるよね?私もあなたの精液でヌルヌルよ。
さあ、萎まないうちにハメましょうよ。」
彼女が馬のりで僕をオマンコに導く。
愛液と精液まみれのそこはスムーズに僕を飲み込む。
「あああ・・ほんとにあなたのチンポ気持ちいいわあ。
私が人妻でなければ、あなたと結婚したいぐらいよ」
彼女の腰は、まるで別の生き物のように自在に動き回った。
前後、上下、おまけに円を書くように・・・
彼女が腰を振るたびに、大きな乳房が上下に揺れる。まるでちぎれんばかりの勢いで・・・
「あああ・・2度目だから・・・早いの・・・もうイキそうなの・・」
彼女が果てる前に、体を入れ替え、バックから攻めた。
パン、パン、パン。尻に下腹部をぶつける度に、大きな音が部屋に響いた。
彼女の尻を見つめ、僕は理恵とのSEXを想像した。
理恵・・・ああ、理恵・・素敵だ。好きだよ。大好きだ!!
「ああああ・・イク!イクわ!来て!あなたも来てよぉぉぉ!!」
「おおおぉぉぉ!イクよ。僕もイクよ!!」
二人、同時に果てた。
僕は射精の瞬間「理恵~~!!!」と叫んでいた。
彼女の膣(なか)へ思いっきり射精し、
しばらくしてから静かにペニスを抜き去った。
女性自身がブラックホールのような黒い穴を開けていたが、やがて静かに扉が閉まっていく。
閉まるときに、膣圧が生じたのか、
そのワレメからタラタラと白濁の僕の子種がシーツに流れ落ちた。
「初恋の相手の名はリエさんて言うのね。」
「えっ?どうしてそれを・・」
「先生ったら射精しながら叫んでいたんだもの・・・
ちょっぴり羨ましいな、そのリエって人が」
「す、すいません!あなたを抱いていながら別の女性の名を叫ぶなんて・・・」
「ううん、いいの。初恋の人を思い出してって言ったのは私だし・・・
それに、先生とは恋愛感情もないしね」
えっ?僕は君に少し恋愛感情があったのに・・・
そんな事を思いながら、シーツに目をやった。
はっ!ま、まずい!!
僕はあわててシーツに残る白濁の液をティッシュで拭った。
どうしたの?彼女が不思議そうに僕の動作を見つめる。
「ぼ、僕の・・・ニオイがきついんだ。
残しておいたら吉岡さんに君を抱いたのバレちゃうよ!」
「うふふ、別にバレてもいいじゃない。吉岡とあなたは穴兄弟なんだし。うふふ」
えっ?穴兄弟?じゃあ、君は吉岡とも・・・
「えっ?さっき、このことは会社に言わないでって言ってたよね?」
「ええ、私が誰とでも寝るサセ子さんみたいに思われたくなかったから。
吉岡はいいのよ、彼、口が固いし」
そうなんだ。磯崎さんってほんとにSEXが好きなんだなあ。
僕の担当、吉岡から磯崎さんに変えてもらおうかなあ・・・
衣服を整え、僕は何事も無かったかのように、デスクに向かい、ペンを走らせた。
と、同時にドアが開き、吉岡が帰ってきた。
『えっ?今夜は帰らないんじゃ・・・』
「あら、吉岡さん。早かったんですね。」
吉岡はクンクンと鼻を鳴らすと、ベッドの羽毛ふとんをめくりあげた。
そこにはおおきなシミが残っていた。
「磯崎さん・・・また男喰いしましたね!
先生!!先生もいい思いしたんだから早く仕上げてくださいよ!」
「はあ・・・すいません」
「まったく、こんなおおきなシミをつくって・・・
よほど大量の白い雫をこぼしたんでしょうな。
ん?『白い雫』・・・いいねえ!先生!次の作品、題名は『白い雫』にしましょう!」
『白い雫』かあ・・・いいね。理恵への思いを文章にしたためようか。
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