2018.07.28 (Sat)
ピンクの扉 1(あすか原案)
「ほら、桃子。なかなかいい物件だろ?」
夫の智一が物件を見上げ、喜々とした声をあげた。
「どうでしょう・・・ちょっと古くさい家ねえ」
「そんなことはないさ、築二十年。まだまだ現役さ。
ちょいと手を加えれば、おしゃれな家になるさ」
そんなものかしら。
首都圏から少し離れているけど、
この広さで3,200万円…割高なんじゃないのかしら。
私的には2LDKぐらいのマンションがいいんだけど…
夫は、どうしても一戸建てにこだわっている。
「私はどっちでもいいよ。
どうせ嫁にいっちゃえば、家とはバイバイするんだしぃ」
娘の由佳は冷めた口調で答えた。
「ほんとに、ここに決めるの?」
「ああ、決める。夢に見たマイホームだ。
これで俺も一家の主だ」
もうこうなったら絶対に買っちゃうんでしょうねえ。
それならそれで…
「ねえ、リフォームのおねだりしていい?」
「おっ!お前もようやく気に入ってくれたか」
「私がイヤといっても買うんでしょ?」
「はははっ。住めば都。きっと住みやすい家になるさ」
「じゃあ、扉はピンクにして!」
ピンクの扉・・・私の夢。これだけは譲れない。
「ピンクぅ~?この家にその色は似合わないよ」
「じゃあ、買っちゃダメ!」
ええ!?まいったなぁ・・・
主人が弱りきった顔をした。
「ご主人!ピンクの扉にするんなら、
外壁を塗り替えさえすれば、いい家になりますよ」
家族会議を一歩退いてうかがっていた不動産屋が口をはさむ。
「でも予算がなあ・・・」
なんとかしてよ的な眼差しを不動産屋に投げかける。
「わかりましたよ。コミコミで3,200万!これでどうです?」
「よし!買った!!」
いいの?高い買い物よ。そんなに簡単に決めちゃって!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
リフォームも終わり、扉は私の願いどおりピンクに塗り替えた。
引越しも終わり、
荷物を片付けながら、主人が私の腰に手を廻してきた。
「もう!邪魔しないでよ。
いつまでたってもダンボールが片付かないわ」
「なあ、久しぶりにどうだ?
由佳も遊びに行っていないことだし…」
引越しの片付けでクタクタなのに勃つの?
あらっ?腰にあたる主人のモノ…立派に勃起してる…
環境が変われば、アッチの方も元気になるのね。
「いいだろ?なっ?」
ダメと言いかけた私の唇を、主人の唇が塞ぐ。
「うぐっ…」
おもむろに主人の舌が私の口中に侵入してくる。
拒めない・・・・久しぶりだもの。嬉しい・・・。
「欲しいんだろ?」
バカ!わかっているくせに。
ピンクのトレーナーの裾から主人の手が入ってくる。
脇腹をなぞるように上に這い上がってくる。
好きよ、この愛撫・・・体の芯がジンと痺れる。
主人がジャージとトランクスを同時に膝までずらした途端、
ピョーンとイチモツが弾ける。
すごい・・・こんなのほんとに久しぶり・・・
いきり立ったモノを目にした瞬間、
ゴクリと唾を飲みこみ喉を鳴らしてしまいました。
飲みこんだ唾の水分が、お股に下りたかのように私のアソコがジュンと湿った。
「なあ・・・頼むよ・・・」
主人が私の頭に手を置いて、私を股間に導く。
うふふ、咥えて欲しいのね。
わかっているけど、わざと陰毛に舌を這わせ焦らしてみる。
「おいおい、違うよ。
なあ、わかっているんだろ?頼むよ」
可愛いい!イチモツをプルプル震わせ、
だらしなくガマン汁を鈴口から滴らせている。
ペニスに手を添え、
フルートを吹くかのように横からやさしく口づける。
そして、クンクンと久しぶりの匂いを嗅いでみる。
ツンと鼻をつくイカの匂い…
ああ、たまらない。
下から主人の顔を見上げると、
恍惚の表情を浮かべ微かに微笑んでいる。
舌を亀頭に這わせながら、
肉厚の唇を開きペニスを喉奥まで咥えこむ。
「ああ…たまらない。
桃子の喉の肉壁に敏感な先っぽが当たって…
おおっ!逝きそうだ」
えっ?それは困る。せっかくギンギンなのにぃ!
チンポの根元を指で締め付け、口から吐き出した。
早く!早く挿れたい!!
我慢のできなくなった私は、
主人を押し倒し、そのまま馬乗りした。
スカートを捲り上げ、
ショーツのお股の部分をずらし、
すかさず熱い肉棒を私の女の部分に埋め込んだ。
愛撫などないけれど、
私のその部分はもぎたての桃のようにジュースが滴っていた。
主人のペニスは、なんの抵抗もなくヌルリと収まった。
「ちょ、ちょっと。パンツぐらい脱げよ。
す、少しきついよ」
ショーツのお股のゴムの部分が主人のイチモツを締め付けているようだ。
娘を出産して少し緩くなったんだもの、
これぐらいがちょうどいいんじゃなくて?
はしたなくも私は騎上位で、
ズコズコと腰を上下にグラインドさせた。
あん!あん!
久しぶりに甘い声を出し、喘ぎまくった。
「おおっ!いいぞ桃子!こりゃたまらん!
でもやられてばかりという訳にはいかないな」
そう言って下から私の動きに合わせて腰を突き上げてきた。
トン!!トン!!・・・
主人の亀頭が
子宮の子種の受け口に心地よくノックする・・・
やん・・・ああぁぁ・・・
逝きそう・・・・
さほど時間もかけてないというのに、
私はすぐに頂点に登りそうになっていた。
来て!今よ!今すぐ来て!!
私の女の部分が歓喜で蠢く。
その締め付けに呼応したかのように、主人もまた大量の精を吐出させた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
新居に入居したのをきっかけに、ベッドを新調しちゃいました。
それも思いきってキングサイズのベッドを…
四十代半ばでキングサイズなんてと主人は渋っていたけど、
娘の由佳の高校受験に付き合って、
約1年間も愛を確かめ合う行為を我慢してきたんですもん。
これからは、その分を取り返すためにバンバンやっちゃうの。
「ママとパパ、ほんとにラブラブだね。
でも中間試験や期末試験のときは、あまりギシギシ音を立てないでね」
もう!由佳ったら。ほんとにおませな子。
でも高校1年生だもんね、ひょっとしたらもう経験済みかも。
由佳こそママたちが留守のときにボーイフレンドの佐藤くんとニャンニャンしちゃダメよ。
もう経験済みかどうかカマをかけてみる。
「ニャンニャン?なにそれ?Hってこと?
しないよぉ。ママたちのベッドでなんて。
ちゃんとラブホでHするから安心して♪」
やっぱり経験済みかぁ。
早熟なのはやっぱり私の娘ね。
避妊だけはきっちりやらなきゃダメよ。
その夜、主人がいつもより早めに帰ってきました。
晩酌も少し抑え、早々にベッドに潜り込んだ。
「やっぱり大きなベッドはいいなあ」
主人がベッドで大の字に手足を伸ばす。
私は気持ちを抑えることが出来ず、
主人の胸に顔をうずめた。
主人の右手が私の小ぶりの乳房を揉む。
パジャマの上からでなくて、直に揉んでよぉ。
以心伝心というやつだろうか、
私の思いを察したかのように
主人は右手一本で器用にボタンを外し始めた。
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