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2020.11.12 (Thu)

ピンクの扉 第三章 1

激動の一年が過ぎた。
生まれてこの方、主人のおちんちん一筋だった私が
何人もの殿方とセックスをしてしまいました。
事もあろうか女性とのレズプレイまでも
体験してしまったのです。
こんなふしだらな女じゃなかったのに…

単身赴任の主人は今も札幌で一人でいます。
「当分、東京には帰れそうもないなあ」などと
呑気に暮らしています。

そりゃあ、帰ってこれなくても
あなたはいいでしょうね
だって、亜梨沙というあの女がいるから
生活に不自由しないのでしょうから…
どうせ、ヤリたくなったらあの女と…


そこまで一気に書いて
私はダイアリーをパタンと閉じました。
なによ!
イライラする時は日記でも書けば心が落ち着くだなんて…
私はそのようなことが書かれているネットニュースの話題記事が表示されているパソコンのディスプレイを睨みつけました。

アラフォー女の悲しき性でしょうか…
いろんな男のおちんちんを知ってしまってから
私、セックスに目覚めちゃったみたいなんです。
何だかんだと尻軽女みたいにセックスしまくったけど
やっぱり主人がいいわと思えたのもほんの束の間…

主人と札幌で別れて一人だけで帰京したものの
何だか気分が沈んでしまって…
これってもしかして鬱というやつかしら。
体は疼くのよ。体はね。
でもね、オナニーしちゃおうって気分にならないの
枕の下に隠してあるバイブを手にとっても
おまんこに挿入したいとも思わないし、
お風呂でシャワーをアソコに当てて指遊びしたいとも思わない。
でも…体だけは疼くのよね。
急病になったといえば主人は慌てて帰ってきてくれるかしら。
でも、亜梨沙(現地の主人の同僚なんです。
どうも二人はデキてるようで…)の
匂いがするおちんちんなんてイヤだし…

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『ピンポーン』
あら、来客だわ。
私はテレビドアホンの画面を確認しました。
「あら、PTA会長さん…」
何かご用かしら。
私、あれから彼女の息子さんには
手を出していませんけど。

そう、彼女の息子さんと、
うちの娘の由香は恋人同士。
息子さんの悩みを聞いてあげてるうちに
私ったら、ついうっかり
彼(息子さん)と肉体関係を結んじゃったの。
そしてPTA会長の彼女からは
ご子息を誑かせたと叱責を受けるわ
レズビアンを強要されるわで
とんでもない時間を過ごす事になったのだけれど…

でも、あれ以来、ご子息とはセックスもしていないし
彼女がわざわざうちに来る理由もないはずだけれど。

「何かご用でしょうか?」
玄関のピンクの扉を開けると会長さんの横に
もうお一人、年の頃は50代とおぼしき男性が立っていました。
「お邪魔してもよろしいかしら?」
会長さんったらこちらがどうぞとも応える前に
ズカズカと上がり込んで
リビングのソファに腰かけました。
もちろん、年配の男性も
彼女の後に続いて上がり込んできました。

「あの…とりあえずコーヒーでも…」
私は慌ててキッチンへ行ってコーヒーカッブに
サーバーからコーヒーを注いでテーブルに置きました。
「早速だけど訪ねてきた用件を言うわね」
一口だけコーヒーで喉を潤し、
私が席に付くや否や会長さんは話し始めました。
「はい、どんなご用件でしょうか?」
どうせろくでもない話に決まってるわと
私は会長さんと目を合わすことができませんでした。

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「あなた、専業主婦で暇でしょ?
だからPTA役員をやりなさい。
やりたがらない人が多すぎて
このままじゃPTAが成り立たないのよ」
人にお願い事をすると言うのに
会長さんの口調は命令口調でした。
「私からもお願いします」
会長に同伴してきた中年男が頭を下げました。
「失礼ですが、あなたは?」
私が男に訪ねると、
「あ、こりゃ名乗るのが遅くなりました
私、お嬢さんが通学している高校で
校長をさせていただいている木下と申します」
男はそう言って名刺を取り出すと
丁寧に私に手渡してくれました。
「教師達もPTAの係をする先生が少なくてね
あなたのような素敵なお母さんが参加してくれると
男性教師は単純なので
多くの先生方が参加してくれると思うのですよ」
校長はそう言うと気持ち悪い笑みを私に送ってきました。
「でも…」
私が渋っていると
「あれま!懐かしい箱が置いてある」と
校長の木下は素頓狂な声を張り上げました。
私は彼の目線を追うように同じ方向に目をやりました。
そこには…

「これ、このOKマークは
明るい家族計画の例のマークですよね?
いや、うちもね私が若い頃は箱買いしてたものです」
いやあ~懐かしいなあと言いながら
木下校長は箱を確かめようかとばかりに
席を立とうとします。
「あっ!それは…見ないで!」
私は慌てて立ち上がり彼を制しようとしました。
その拍子にテーブルをガタンと揺らしてしまい、
コーヒーがこぼれて
木下校長のズボンを汚してしまったんです!
「きゃあ~!ごめんなさい!!」
私は慌ててティッシュを抜き取りズボンを拭きました。
でも…そこって…ものの見事に彼の股間だったんです!
ズボンを拭いているうちに
モコモコと彼の股間が膨らんできて…

「シミになってはいけませんわ
私が洗ってあげるから早くお脱ぎなさいな」
PTA会長の彼女が慣れた手付きで
ベルトを緩めてズボンを脱がし始めます。
「そう?悪いねえ」
木下校長は抵抗する素振りもなく
彼女に身を任せていました。

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。。。。。。。

「ピンクの扉」の続編となります
過去のお話を読んでいなくてもわかるように
しっかり書くつもりですが
良ければこれまでのお話もどうぞ

ピンクの扉
http://hawks5810.blog.2nt.com/blog-entry-443.html

ピンクの扉 第二章
http://hawks5810.blog.2nt.com/blog-entry-505.html




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