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2020.07.08 (Wed)

彼女のお母さん 11

パンッ!!
頬を打つ乾いた音がリビングに響いた。
雄一は打たれた頬に手を添え、
ジンジンと疼く痛みと少しずつ熱くなり
腫れ上がる頬の感触に呆然と立ち尽くした。

「あなた、瑠璃子と上手くいってないの?
私を襲う暇があるなら瑠璃子をもっと愛してあげて!」
美登里は娘の瑠璃子と交際している雄一が
恋愛期間中によくある倦怠期に差し掛かっているのだと思った。
セックスの波長が合わず、雄一が求めた時に瑠璃子が拒んだりしたのだろうと想像した。
「瑠璃子さんとは上手く付き合ってます。
セックスだってお互いの体の相性はいいし…」
雄一の目からぽろぽろと涙がこぼれた。
「じゃあなぜ…
興味本位でこんな年増女と一発やってみたいと
軽い気持ちで襲おうとしたわけかしら?」
美登里の頭の中に
先ほど雄一が言ったアダルト嬢をしていたのだからヤラせてくれという言葉が甦った。

「違う…違うんです!
俺はバカだから上手く説明出来ないけど…
瑠璃子を愛してるけど、
美登里さんのビデオを見たあの日から俺の心にあなたが住みついてしまって…
瑠璃子も愛してるし、貴女も愛してるんです!
正直、どちらが好きともわからなくなってきて…」
真正面から『好きです、抱きたいんです』と言えば
瑠璃子への裏切りになってしまうからと
元AV嬢だから一発ぐらいさせろと心にもないことを告げてしまったのだと
泣きじゃくりながら雄一は告白した。

「バカね…
今の私の体はビデオに映っていた若い体じゃないのよ」
そんな幻想は忘れてしまいなさいと諭した。

「いいえ、美登里さんは美しいに決まっている!
年月の流れがさらに美しさに磨きがかかっているはずだ!」
雄一はかたくなにそう言って譲らない。

「わかったわ…百聞は一見にしかずって言うからね
おばさんと呼ばれる女の体を見せてあげる…」
ここで押し問答していても仕方ないので、
美登里は今の自分をさらけ出して雄一の目を醒ませてやろうと思った。
ブラウスを脱ごうとする美登里を雄一は目を皿のようにして見つめた。

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「やだ…そんなに見つめられたら脱ぎにくいわ…
私がいいと言うまで後ろを向いてて…」
熟女の弛んだ体を見せつけるだけなのに
何故だか美登里の心は若い頃に戻り、
男に裸を見せることに恥じらいを覚えていた。

雄一もまた後ろを向いていなさいと言われて
正直に美登里に背を向ける事はしなかった。
それどころか、パンツを脱いでエレクトしたペニスを
美登里にこれ見よがしに見せつけながらシコシコと
しごき始めた。
「何してるの!
早くパンツを上げなさい!」
注意したものの、その逞しいイチモツにしばし見とれてしまった。

「やっぱり美登里さんの体は美しいです」
そんなことを言われると、ブラウスを脱いでブラジャーを身に付けているとはいえ、
露出した肌が火照り始めた。
「あなたが後ろを向いてくれないのなら
私があなたに背を向けるわ」
早口でそう告げると、慌てて雄一の視線から逃れるように
クルリと背を向けた。
初めて男に裸を見せる生娘のように
美登里は顔を真っ赤に染めた。

そして、おばさんの弛んだ裸を見せて
若い雄一にガッカリしてもらうのが目的だというのに、
女心というのか少しでも綺麗に見てもらいたいと精一杯セクシーにブラジャーを外した。
そして乳房の頂点で硬くなっている乳首を見て美登里は驚いた。
これでもかと言うほど乳首が勃起していたのだから…
いろんな男に吸われ、
瑠璃子を母乳で育てた乳首は
可憐という形容詞など微塵もなく、
ドングリのように大きく
黒いと言っても過言でないほどにメラニン色素で着色していた。
『こんな無様なおっぱいを見れば興ざめしてくれるに違いないわ』
意を決して美登里は雄一と向き合った。

「見て…これが今の私よ…
こんなおばさんより若くてピチピチしている瑠璃子をしっかりと愛してあげて頂戴」
雄一のペニスは熟女のバストを見ても萎れることはなかった。
それどころか、雄一はつかつかと美登里に近づくと
しっかりと抱き締めて「美登里さん…綺麗です」と告げた。

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。。。。。。。

瑠璃子は公園でぼーっとベンチに座っていた。
恋人の雄一の前では平静を装っていたけれど、
母親が若いときに
アダルトビデオに出演していたのは
かなりのショックだった。
お金に困ってやむにやまれずに出演したに違いないわ…
そのように思ってみたけれど、
母親のセックスを覗いてしまったようで
何だか気持がモヤモヤしていた。

「あれ?瑠璃子ちゃんじゃないかい?」
背後で聞き慣れた声がした。
母親が再婚した相手の宗像さんだった。
「どうした?こんなところに座り込んじゃって」
そう言いながら宗像さんも瑠璃子の横に腰掛けてきた。
『この人は母がふしだらなお仕事をしていたのを
知っているのかしら…』
今のやるせない気持を宗像に打ち明けたかったが
体の全てをさらけ出す裏ビデオに
愛する女が出演していたとわかれば
自分以上にショックを受けるに違いないと
打ち明けられずにグッと堪えた。

「宗像さんこそどうしたんですか?
こんなところでお会いするとは思わなかったです」
「テレワーク中だけど、
ちょっとした野暮用が会社であったんでね
それが終わって今から帰るところさ」
そう言うと、よっこいしょと大きな声を上げながら
ベンチから立ち上がった。
「それにしても、
そうやって物思いにふけっている横顔は
若い頃の美登里にそっくりだねえ」
「えっ?宗像さんは母の若い頃を知っているんですか?」
そう尋ねると
「知りたいかい?話してあげてもいいけど、
ここではちょっとなあ…」
そう言って宗像は瑠璃子を
ビジネスホテルの一室に連れ込んだ。

ホテルに連れ込まれたからといって
瑠璃子は別段気にしなかった。
多分、人に聴かれたくない色んな事を
聴かせてもらえるのだろうと素直に応じた。
「いやあ…前々から思っていたんだが、
ほんとに君は若い頃の美登里にそっくりだ」
シングルルームでベッド以外は何もない部屋だったので
自然と二人はベッドに腰を掛け寄り添った。
宗像はさり気なく瑠璃子の肩を抱いた。
その時点でようやく宗像の行動を不審に思い
ベッドから立ち上がろうとした。
宗像は瑠璃子の手を引いてぐっと引き寄せた。
「まあまあ、そんなに嫌がるなよ
お母さんの過去を知りたいんだろ?」
宗像の手にぐっと力が込められ、
あっという間に瑠璃子はベッドに押し倒された。

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テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

11:45  |  彼女のお母さん  |  Trackback(0)  |  Comment(4)
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