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2020.07.27 (Mon)

彼女のお母さん 20

美登里と雄一が1戦を終えて身支度を整え終わった頃、
同じようにビジネスホテルでセックスしてきた瑠璃子と宗像が二人仲良く帰宅してきた。

「ただいま」
宗像の後に続いて瑠璃子が部屋に入ってきたので
美登里は驚いた。
「あら、珍しい…
同じマンションに住んでいながらフロアが違うと
全然寄りつかなかった瑠璃子が我が家に来るなんて」
夕飯、一緒に食べる?と
普段通りの会話を瑠璃子に投げかけた。
「もちろんそのつもりよ。
駅でねお義父さんにバッタリ出会って一緒に帰ってきたの」
瑠璃子も普段通りにそう言いながら、
玄関に脱ぎ捨てられているスニーカーに気付いた。
それは宗像も同じで
「なに?お客さん?」と訪ねた。
美登里が説明するよりも早く雄一が奥の間から
「お邪魔してます」と顔を覗かせた。

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「雄一、あんた何してんの?」
怪訝そうに尋ねる瑠璃子に
「何してんのじゃないわよ。
あんたに会いに来たけど留守だから
ドアの前でボーッとしてたから
家に遊びに来なさいなとお迎えしたのよ」
ドアの前でボーッと?
昭和の時代じゃあるまいし
スマホで連絡してくれればすむことじゃないと
怪訝に思いながらも瑠璃子は受け流した。

「せっかく4人が集まったんですもの
みんなで夕飯を一緒にしましょ」
手伝ってねと美登里は瑠璃子をキッチンに手招いた。
所在なさげにボーッと突っ立ている雄一を
宗像がソファに座るように薦めた。
「あ…じゃあ、お邪魔します」
雄一が対面に座るや否や宗像は身を乗り出して
小声で雄一に耳打ちした。
「君…妻を抱いたね?」
「えっ?…」
ズバリ言い当てられたので雄一は絶句した。
「わかるんだよ、妻の様子がやけに嬉しそうだしね
それにホラ…腰の辺りが気怠そうだろ?」
「いえ!俺、そんなことしてませんってば…」
修羅場をくぐり抜けていない若造だけあって
雄一の狼狽えは滑稽であった。
宗像としても
まさか本当にSEXしていたとは思っていなかった。
宗像なりのジョークのつもりだったのだが
雄一の態度でひょうたんから駒が出ちまったかと
落胆しかけた。
激怒するわけにはいかなかった。
宗像だって妻の連れ子の瑠璃子を抱いてしまったのだから…
それに美登里を妻に迎え入れてから
ほとんどSEXをしてあげれていないので、
たまには若い肉棒を喰らうのもいいかとおもった。
「一度目は過ちとして許してやろう
お前には瑠璃子がいるんだ。
これからも親子どんぶりを楽しもうなんて思わないことだ」
もしかしたら義理の息子になるかもしれない雄一に
ドスの効いた声で釘を刺した。
「は、はい…」
雄一は脂汗を掻きながら、うな垂れてションボリした。

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キッチンでは女同士で空気が張り詰めていた。
「瑠璃子…あんた雄一君以外の男とSEXしてきたでしょ?」
「やだ…母さん、何を言ってるのよ」
何故わかるのだろう?
これが女の勘というやつなのだろうか…
「誰とSEXしようがとやかく言うつもりはないけど
情事の後はちゃんとシャワーしなさい」
「シャワーしたわ」
「嘘おっしゃい、
髪の毛からザーメンの匂いが漂ってるわよ」
瑠璃子はハッとなった。
宗像に時間がないと急かされ
シャンプーまでしてこなかったからだ。
「だって…お義父さんったら
時間がないって急かすんだもん」
そう言って瑠璃子は、しまった!という顔をした。
「えっ?なに?
あんた、うちの旦那とヤッチャッた訳?」
美登里の顔が夜叉に見えた。
「あ、違うの、愛してるとかそんなんじゃないの…
成り行き上そうなっちゃた訳で…」
瑠璃子の言い訳なんてどうでもいいと
「あんたが誰とSEXしようとかまわない…
あんただって子供じゃないんだし…
でも、宗像はダメ!
いい?これからも宗像とだけはSEXしないで!」
「大丈夫よ。もうしないわ
それにもし、またする事があってもちゃんと避妊するわ」
「そういう問題じゃないの!いい?よく聞いて…
宗像はね…あなたの本当のお父さんなの!!」
「ええ~~っ!?」
まさか宗像が実の父とは初耳だった。
「お母さん、若い頃に宗像と同棲してたの…
仕事は…あなたも見たと思うけど裏ビデオ女優よ…
でも最初の一本以外は中出しをしていなかったわ
中出しを許していたのは宗像だけ…
あなたを身ごもったとき、私は彼の元を去ったわ
だって…妊娠したと告げたら堕ろせと言われそうだったし…」
ヒソヒソ声の美登里に対して瑠璃子は思わず大きな声で
「なんでそんな大事なことをもっと早く言ってくれなかったのよ~」と叫んだ。

キッチンから素っ頓狂な声が漏れ聞こえる。
まったく母娘で何を話してんだか…
「お~い、飯はまだか?」
ただ一人、宗像だけがのほほんと吞気な声を上げた。

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