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2016.06.07 (Tue)

蒼い月光 7(原案 あすか)

「あ・・・いや・・・すまぬ・・」
男は下を向いて黙ってしまった。

『謝らなくてもいいのに・・・
反対にこちらが礼を言わねばならぬというのに・・・』
暖かい気持ちが胸の奥から湧き上がった。

「あなたがいつも・・・・」

「あ、すまぬ・・・余計なお節介だとは思ったのだが・・・」
相変わらず男は下を向いたままだった。

「立ち話もなんですから・・・どうぞ中に・・・」
そう言って中へ入るように誘ったが、男は下を向いてモジモジしていた。
さあ、どうぞと男の袖を引っ張り、半ば強引に招きいれた。

思えば大胆な事をしてしまったと思った。
村八分の人間なのだ。
家にあがりこんだりしたと知れ渡ったら彼さえ村八分にさえなりかねなかった。
だが彼が躊躇ったのはそんなことではなかった。

「ご婦人・・・あ、あの・・・着物の前が肌蹴てござる・・・」
そう言われて自身の姿を見下ろした。
さきほどまで指慰めをしていたものだから乳がポロリとこぼれていた。
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「あ・・あ・・・すいません・・・」
慌てて寝間着を調えた。


男は疾風(はやて)という名の男だった。
ウズメも忍びの端くれだったので、その名は知っていた。
確か上忍衆の一人だった。

彼は戦で深手の傷を負い、片足が不自由になっていた。
「脚を引きずれば歩けるのですが、忍びとしては死んだも同然ですよ」
男はウズメが入れた茶をおいしそうに飲みながら寂しそうな顔で笑った。

「でも、どうしてこんな私たちを助けてくれるのですか?」
疑問に思っていた事を思い切って尋ねてみた。

「そなたの人間らしさのやさしさに心を打たれたのです。
忍びの掟とはいえ、人の道に外れていないそなたを
応援せずにいられなかったのです・・・」
あ、いや、どうも長居してしまった・・・
どれ、失礼つかまつる・・・
そう言って立ち上がろうとした疾風だったが、
足の不自由さが災いしてバランスを崩した。

「あぶない!!」
体を支えようと近づいたウズメであったが
支えきれずに2人して倒れこんだ。
疾風の手はウズメの胸の上にあった。
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「す、すまぬ!!」
慌てて手を退けた疾風の手をウズメがもう一度引き戻した。

「ウ、ウズメ殿・・・」

「お、お情けをいただきとうございます・・・・」
ウズメの頬が紅潮した。

「よいのか?」
疾風の問いかけにウズメはコクリと頷いた。

「ウ、ウズメ殿・・・」

「疾風さま・・・」

2人の唇は自然と重なり合った。
分厚い男の唇が嬉しかった。
ウズメは自ら舌を差し出し、男の口の中へ忍ばせた。
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疾風は情熱的なウズメの欲情に応えた。
口中で舌と舌を絡ませた。

互いの唾液をすすりあうと
男のへのこは痛いほどに勃起していた。

「ウズメ殿・・・ほれ、拙者のモノがもうこんなに・・・」
男が手を取って股間に導いた。

褌の脇からこぼれ出て天井に向かってそびえるへのこを握らされた。
『熱い・・・・』
待ち焦がれた血の通った男のモノだった。

「ウズメ殿・・・そなたの陰戸を触らせてくれぬか・・・」
あああ・・・・触ってくださいませ・・・
さきほどまでコケシを咥えていた陰戸は、
新たな官能の炎でビショビショに濡れている。

「おおお!こんなにも濡れておる・・・・」
陰戸の淵を男の指が軽やかに散歩してゆく。
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「はあああん・・・・」
甘い声を出して男を誘った。
早く・・・早く突き刺してほしい・・・。

テーマ : 18禁・官能小説 - ジャンル : アダルト

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2016.06.07 (Tue)

蒼い月光 6(原案 あすか)

里に帰ったウズメたちを待っていたのは厳しい現実だった。
父母や兄弟からも
村八分の娘と血縁だと同じように村八分にされてしまうので
やむなく離縁された。

父母は不便な娘のために
村はずれに小さな小屋を建て
「ここで、ひっそりと暮らしていきなさい。
今日を持って我らとは親でもなければ子でもない」と言い捨てて去ってしまった。

ウズメが連れ帰った子は「朱里(あかり)」と名づけられた。
2人が暮らしてゆく糧は忍者修行中に身に着けた「わらじ作り」であった。
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わらじを作っては山を越え何里も離れた村に行き、
わらじを米や味噌や野菜に変えて生計をたてた。
決して裕福ではないけれど
ウズメは朱里と共に生活をしてゆくのが楽しくてたまらなかった。

ただ、男を知った己の体が夜な夜な疼くのには閉口した。

山で小枝を拾ってきて、
錆付いた手裏剣で削って『へのこ』に見立てたコケシを作り寂しい体を慰めた。


ある日、玄関に茄子や大根、蜜柑などが置かれていた。
村の誰かが毒を盛りにきたのかと怪しんだが、
空腹に勝てずにそれらを口にした。
だが、不安は一蹴された。
食物には毒など混入していなかった。
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それらは3日に一度であったものが、2日に一度となり、
やがて毎朝起きてみると小屋の前に置かれているようになった。
重湯だけで成長が遅れていた朱里も
それらのおかげですくすくと成長しはじめた。

『いったい誰が・・・・』
捨てる神あれば拾う神ありなのだと、
毎朝届く食材に手を合わせておいしくいただく二人であった。

月のモノが近づいてくると、ウズメの女が疼いた。
朱里が寝静まるのを待って、押入れからコケシを取り出し慰めることにした。
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いつしかコケシは己の愛液に染まり、
ツヤツヤとした見事な『へのこ』になっていた。

『あああ・・・・男が恋しい・・・』
あのとき首領に味わされた女の悦びが忘れられなかった。

指を陰戸に潜り込ませると、クチュと淫らな音がした。
『いやん・・・こんなに濡れている・・・』
静まりかえった深夜には淫らな音が大音響のように聞こえた。

クチュ・・・クチュ・・・・
ぬかるみに指を沈めているうちに陰戸はどんどん愛液に濡れ始め、
やがてグチュ・・・ジュポ・・・ジュポ・・・と激しく愛液を流しはじめた。
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『あああ・・・・殿方・・・お願い・・私を突いて・・・』
指だけでは物足りなくなった頃合を見計らってコケシを突き刺した。

「あああん・・・すごい・・・・すごく硬いわ・・・」
いつしか声が漏れていた。

「おおおお・・・・ダメ・・・そこは・・・
ああん・・・ううん・・・いいの・・・」
生身の男が欲しかった。
ドクドクッと最後は白い精をいっぱい陰戸に流し込んでもらいたかった。

ジュポ・・・ジュポ・・・ジュポ・・・
コケシを出入りさせる速度があがっていく
「ああああ!来るわ!!すごい!!逝く・・逝くわ!!!」
やがて絶頂に達したものの、あのときの絶頂に比べれば雲泥の差であった。

アクメを終え、静かに呼吸を整えていると入り口に『コトリ』と音がした。
『はっ!もしや食材を持ってきてくれる奇特な方かも』
足音を忍ばせ、玄関の引き戸を開けると
一人の男が『しまった!』という顔で立っていた。
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